デヴィッド・ボウイのニュー・シングル”Blackstar”が来週、テレビで放送公開されることが明らかになっている。
“Blackstar”は10分間の楽曲で、11月19日午後8時45分からスカイ・アトランティックでショート・フィルムとともに放送される予定だ。この楽曲のトレイラー映像はこちらから。
デヴィッド・ボウイの今度のニュー・アルバムのタイトル・トラックでもある”Blackstar”は、スカイ・アトランティックの新しいドラマ「ザ・ラスト・パンサーズ」のオープニング映像ですでに使用されている。この番組のディレクターであるヨハン・レンクが、”Blackstar”のショート・フィルムも手がけている。このショート・フィルムは、来週の「ザ・ラスト・パンサーズ」の第2話の前に放送される。
“Blackstar”は、デヴィッド・ボウイの69歳の誕生日(2016年1月8日)にリリースされる通算25枚目のアルバムのタイトル・トラックでもある。
一方、映画監督のダニー・ボイルは、デヴィッド・ボウイをテーマにしたミュージカルの企画を本人から却下されて落胆したと語っている。
『トレインスポッティング』や『スラムドッグ・ミリオネア』、『28日後』といった作品で知られるダニー・ボイルは、長いことデヴィッド・ボウイの人生とキャリアに基づいたミュージカル映画に取りかかっていたが、最終的にはボウイから音楽の使用を断られたという。
『ラジオ・タイムズ』に対して、ダニー・ボイルは断られたことについて「深く悲しんでいる」と説明しており、このプロジェクトを「本当に熱望していた」と述べている。
ダニー・ボイルは、日本では2016年2月に公開される『スティーブ・ジョブズ』について「断念することになったデヴィッド・ボウイの脚本で残った心の穴を埋める」ために撮影したとしている。
デヴィッド・ボウイ自身は、『ラザラス』と題された『地球に落ちて来た男』をベースにした舞台の脚本も共同で手がけており、この舞台には「デクスター 〜警察官は殺人鬼」で知られるマイケル・C・ホールが出演し、デヴィッド・ボウイの新曲も使用される見込みだという。
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