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ザ・1975のマット・ヒーリーはNMEアウォーズ2020の授賞式でテイラー・スウィフトにコラボレーションを呼びかけるのは怖気づいてしまったと冗談を飛ばしている。

以前、一緒にアコースティック・アルバムを作りたいと語っていたマット・ヒーリーは、テイラー・スウィフトがブリクストン・アカデミーで開催されたNMEアウォーズ2020の授賞式にサプライズで出席した際もそのアイディアを投げるのは気が進まなかったとしている。

アップル・ミュージックのゼイン・ロウにマット・ヒーリーは次のように語っている。「彼女のところに行って、『テイラー、僕らはアルバムを作らなきゃいけない』って言うのかって。いや、そんなことはしなかったよ。彼女はみんなに挨拶をしていて、まさにテイラー・スウィフトでさ。それで、みんなも挨拶をしていたんだ」

「彼女は俺の後ろに立っていたんだけど、しばらく会ってなかったからね。素敵な会場だったよ。でも、残念ながら、ジョニ・ミッチェル風のポスト・ロック的プロジェクトのアイディアを彼女に投げる時間はなかったんだ」

テイラー・スウィフトと今後一緒に仕事をすることには依然楽観的であるとしてマット・ヒーリーは次のように語っている。「彼女はやってくれるんじゃないかな。そのはずだよ。彼女は僕らよりも頭がいいからね。彼女は自分次第だと分かっているんだよ」

「俺が思うのは彼女は“Lover”みたいな曲もやっているわけでね。既にそういう曲を作っているわけだから。彼女はそういうところに立ち返っているんだと思うんだ。あの曲は素晴らしいよ」

マット・ヒーリーとテイラー・スウィフトはテイラー・スウィフトがザ・1975のライヴを訪れた2014年に初めて出会っている。

先週、ザ・1975は2020年のNMEアウォーズでバンド・オブ・ザ・ディケイド賞とイノヴェーション賞を受賞しており、授賞式を締めくくる5曲のステージを披露している。

テイラー・スウィフトは最優秀ソロ・アクト・イン・ザ・ワールド賞を受賞しており、ビリー・ブラッグと共にゴッドライク・ジーニアス賞のプレゼンターを務めている。

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