GETTY

Photo: GETTY

オアシス、レッド・ツェッペリン、ブラック・サバス、マニック・ストリート・プリーチャーズらがレコーディングを行ってきたスタジオが売却されることが明らかになっている。

ウェールズのモンマス近郊にあるモンノー・ヴァリー・スタジオが今回売りに出されている。モンノー・ヴァリー・スタジオはクイーンが1975年に“Bohemian Rhapsody”をレコーディングしたロックフィールド・スタジオの近くにあり、リハーサル・スペースとしてその歴史が始まっている。

モンノー・ヴァリー・スタジオはオアシスが1994年に発表したシングル“Supersonic”のジャケットに登場していることで知られている。オアシスはスタジオの一室で写真を撮影しており、写真に写っているピアノは後に13000ポンド(約185万円)で落札されている。

BBCによれば、ロックフィールド・スタジオは60年代初頭にチャールズ・ワードとキングスレー・ワードの兄弟が農場をスタジオに変えたところから始まっており、モンノー・ヴァリー・スタジオはロックフィールド・スタジオのリハーサル施設として始まったが、80年代初頭にチャールズ・ワードが独立したスタジオとしての運営を始めている。

リアム・ギャラガーは『ディフィニトリー・メイビー』のレコーディングの時に10部屋のベッドルームがついたこの施設に滞在しており、建物がオバケに取り憑かれていると信じていた逸話も明らかにされている。

モンノー・ヴァリー・スタジオは所有者は変わったものの、レコーディング/リハーサル・スタジオとして運営されている。

他にもモンノー・ヴァリー・スタジオではトム・ジョーンズやステレオフォニックスらがレコーディングを行っている。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ