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コールドプレイのクリス・マーティンは、バンドが可能な限り環境に配慮するために最新作のツアーを行わないことについて改めて自身の見解を語っている。

先週、バンドのフロントマンであるクリス・マーティンはBBCニュースのインタヴューに応え、ツアーを持続可能かつ環境を傷つけないものにする方法を作り上げるまでには時間がかかると語っていた。

先日、ヨルダンから最新作『エヴリデイ・ライフ』の再現ライヴを生中継したコールドプレイだが、今回クリス・マーティンは『NME』に対して従来のやり方のままツアーをするつもりはないと改めて語っている。

「またツアーをやれるように全力を尽くすつもりだけど、今回の考えについてはまさしく本気なんだよ」と彼は語っている。「僕は環境の持続性の問題についてはずっと声高に言ってきていて、同時にそのことで批判も受けてきたんだ。だから、他のアーティストもこの話に同調し始めてくれているのは嬉しいんだけどさ。でも、聞いてほしいのは、本当に激しい非難を浴びるようなことを僕らはやろうとしているということでね。でも良いんだよ、僕は平気なんだ」

クリス・マーティンは次のように続けている。「自分はかなり厚かましいやつで、それに、叩かれ役になることでさえも、誰かの役に立てるというのが分かっているからね。だから、大丈夫なんだ」

先週のインタヴューでも、クリス・マーティンはダブル・アルバムとなる新作『エヴリデイ・ライフ』には環境について自身が考えているところが反映されていると語っている。

「世界中を旅する有り難い機会があると、僕らはみんな同じなんだということが分かるわけでね。このアルバムは穏やかなイギリス人らしい語り口で、地球上の人間を違うとは思わないということを言っているんだ」

一方、クリス・マーティンは先週、今年のグラストンベリー・フェスティバルに出演した後で寄せられたツイートに「傷ついた」として、来年のグラストンベリー・フェスティバルに出演しないことを明かしている。

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