U2はA.R.ラフマーンとのニュー・シングル“Ahimsa”の音源が公開されている。
このニュー・シングルについてはここ数日リリースが噂されていており、アートワークにはボノによる手書きのリリックが使用されている。
'I'll meet you where the sky is torn…' Ahimsa, a new song by @U2 and @arrahman Now streaming/downloading. https://t.co/XguLGUrbXN#U2xARahimsa #U2 #ARRahman pic.twitter.com/XerZNtL1wh
— U2 (@U2) November 22, 2019
“Ahimsa”の音源はこちらから。
タイトルの「アヒンサー」はヒンズー語で「不殺生、非暴力」を意味するという。
A.R.ラフマーンは次のように語っている。「アヒンサー(非暴力)の概念には勇気と強さが必要です。兵器や武力に屈することない揺るがぬ資質。この現代社会を修復し、癒すのに最も必要な人としての使命。ずっとそれを訴えてきたU2と今、このタイミングでコラボレートできることは、非暴力運動復活のためにも素晴らしい意味があるのです」
U2のギタリストであるジ・エッジは次のように続けている。「この曲でA.R.ラフマーンと仕事ができたことを心より嬉しく思うよ。非凡な才能の持ち主のスーパースターでありながら、人としての寛容さを持ち合わせている。そんな彼の祖国に、あと数週間で行けるんだ。インドは長いこと “死ぬまでに絶対に訪れたい国”だった。アヒンサーの原則、つまり非暴力主義こそ、音楽を演奏するために初めて集まった時から、僕らというバンドを形成する重要な柱だったんだ。現代と古代が同時に混じり合うインドの文化を、自分たち自身でじかに体験するのを楽しみにしているよ」
ボノは次のように語っている。「不正との戦いは、これまでもずっと僕らにとって重要なことだった。僕らはある種、マーティン・ルーサー・キング牧師によって人間形成をされた部分があって、そのキング牧師はマハトマ・ガンジーの生徒だった。キング牧師はかつて “モラルの宇宙が描く弧は長いが、それは正義の方に向かっている”と述べた。でも今はそうではないのかもしれない…正義の方には向かっていない。でも本来、向かわねばならない。民主主義を守るには、僕らは積極的にみずからが関与し、僕らが何を感じているか、僕らにとって何が大事なのかを、人に表明しなければならない。その発想の源の、僕らはいわば生徒なんだ。つまりそれがアヒンサー、非暴力だ。インドが僕らにそれを教えてくれた。全世界にとって、最も素晴らしい贈り物…それは核エネルギーよりも、どんな軍隊よりも、海軍よりも、大英帝国よりもパワフルだ。アヒンサー自体がパワーなんだ。かつてないほど、今それが重要なんだ」
U2は来月、13年ぶりとなる来日公演を行うことが決定している。
来日公演の詳細は以下の通り。
U2 THE Joshua Tree TOUR 2019
さいたまスーパーアリーナ
2019年12月4日(水)・5日(木) open 18:00 / start 19:30
RED ZONE(スタンディング) ¥60,000 (税込)
専用入場口、特製チケット、バックステージツアー抽選参加権、開演前飲食優先ご案内
スタンディング(前方) ¥19,800 (税込)
スタンディング(後方) ¥15,800 (税込)
SS席(グッズ付き) ¥38,800 (税込)
S席 ¥19,800 (税込)
A席 ¥16,800 (税込)
※価格は全て税込
※未就学児(6歳未満)入場不可
更なる公演の詳細は以下のサイトで御確認ください。
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