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カップケーキは音楽活動をやめるとして、自身が「若者を腐敗させている」ように感じたと語っている。

カップケーキは先週末に一連の過激なツイートを投稿しており、その中でカミラ・カベロとショーン・メンデスに言及している。カップケーキは具体的な名前こそ挙げていないものの、カミラ・カベロとショーン・メンデスに向けたものと思われる一連のツイートを現地時間9月21日に次のように始めている。「昔は小さなポップ・グループにいたあなたたちの『お気に入り』も、人種差別主義者だったってわけ。既に分かっていたことだけどね」とカップケーキはツイートしている。

「素敵なゲイの男と付き合っている子のことよ」とカップケーキは続けている。「そうよ、お嬢さん……私はあなたの男を犯してやったの。意図的にやったのよ、あなたが人種差別主義者だったから。それが今日のスクープよ。世の中に広めてやって、私は証拠も持ってる」

カップケーキはその後、インスタグラムのライヴ配信で一連のツイートをした理由について「私が今後音楽をやらないということを知らせるために、できる限り注目を集めたかったから」だと説明している。ベッドの上で布団にくるまりながらライヴ配信を行った現在22歳のカップケーキは涙ながらに次のように伝えている。「私の音楽はすべてのプラットフォームから削除されるわ」

カップケーキは「音楽を離れる」ことに決めた理由について、「自分が若者たちを腐敗させている」ような気がしたからだと説明している。「私が曲を書いたのは16歳や17歳の時で、その時は同時に2つのことなんて考えられなかったわけでね」とカップケーキは語っている。「13歳の女の子が私の音楽に合わせて踊っているビデオを観た時に、ここで終わりにしようって決めたの。もう音楽はしたくないってね」

カップケーキは動画の中で現在行っている全米ツアーにも言及して、これ以上行わないことに決めたと語っている。「私にはあらゆる年齢層のファンがいる。10歳や11歳の子たちも私の公演に来てくれるんだけど、私は自分の曲でその子たちを腐敗させているような気がしているの」とカップケーキは続けている。「もうそんなことはしたくないと思っている。だからツアーは終わりにするわ」

カップケーキはその後、一連のツイートを見て自身が「おかしくなってしまった」か「精神的に参ってしまった」のではないかと心配していたファンに向けて次のように語りかけている。「私のことを知っている本当のファンであれば、私が普段他の人たちを標的にしないことは分かってくれているはず。私は注目を集めるためにやったまでで、終わりにすることを知ってもらいたいと思ったの」とカップケーキは語っている。「今後、もう私をどこかで見ることはないわ」

カップケーキは動画の中で去年の8月にカジノで70万ドル(約7500万円)負けていたことも明かして、「ひどいギャンブル依存症」を患っていると語っている。

「もうウンザリなの」とカップケーキは語っている。「現世が終わったら天国に行きたい。地獄には行きたくないわ」カップケーキは“Best Dick Sucker”や“Cum Shot”といった露骨な性描写が歌われている自身の曲を幼いファンが歌っているのを見ると「胸が張り裂けそうになっていた」と語っているほか、LGBTQのための楽曲や女性の力強さについての楽曲も歌っているものの、性的な楽曲が自身の才能を「押し出して」しまったと語っている。

カップケーキはその後、一連のツイートをすべて削除しているほか、インスタグラムのアカウントからはすべての投稿が削除されている。

カップケーキは今年1月「これから自殺するところ」とツイートした後で病院に搬送されている。「ずっと鬱病と闘っていたの……昨夜はそれを公の場でやってしまってごめんなさい。でも、私は無事よ。病院へ行って、幸せになって素晴らしい音楽を届けられるようになるために必要な治療を、やっと受けることができたの」とカップケーキはツイートしている。

カップケーキは昨年11月に通算4作目となる最新作『エデン』をリリースしているほか、今年に入ってからは1月に発表した“Squidward Nose”を含む一連のシングルをリリースしている。

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