グリーン・デイ、ウィーザー、フォール・アウト・ボーイは大規模なジョイント・ツアー「ヘラ・メガ・ツアー」を行うのに先立って、3者の対談映像が公開されている。
3組は先週末からの一連の予告を経て「ヘラ・メガ・ツアー」の開催を発表して、 UKでは2020年の6月にグラスゴーやロンドン、ハダースフィールド、ダブリンで公演を行うことが発表されている。合わせて、グリーン・デイ単独で行うアジア・ツアーも発表されており、3月25日に大阪公演を、3月27日に幕張公演を行う予定となっている。
対談は米『ビルボード』誌による企画「フィッシング・フォー・アンサーズ」で実現したもので、ビリー・ジョー・アームストロング、リヴァース・クオモ、ピート・ウェンツの3人は各々、それぞれが初めて会った時のことや、長年を経て音楽制作のプロセスがいかに変化したのかについて語っている。
ビリー・ジョー・アームストロングは、ピート・ウェンツとの初対面は2004年のMTVビデオ・ミュージック・アウォーズだったと語っているほか、リヴァース・クオモは2014年のフロリダ公演でフォール・アウト・ボーイと初対面を果たした時のことに言及している。
「出演してみたら、ウィーザーの僕らが君たちフォール・アウト・ボーイのオープニングをやるってことに気づいたんだよ。僕らとしては『そうなの、まあいいか』って感じでさ」とリヴァース・クオモは語って、次のように続けている。「分かったよ。新しいマネージャーが必要だなって感じだったね」
ピート・ウェンツはリヴァース・クオモ個人との初対面に関して、同じテレビ・コマーシャルに出演した際だったと語っている。「コマーシャルのセットであなたとは会ったんだ。(ゲームの)『バンド・ヒーロー』のテレビ・コマーシャルの撮影だよ」と彼は語っている。「お互い下着姿でさ……テイラー・スウィフトも出演してたね……オンライン上で観られるはずさ……でも、あなたはブランケットを編んでいて。それが自分の思い出せることかな」
インタヴューの映像はこちらから。
3人はキャリアを始めた頃と今ではレコーディングについて何が一番変わったかという話題についても触れ、ビリー・ジョー・アームストロングは今のほうがすべてが速くなったと語っている。「えんえんと回り続ける車輪なんてないわけだけどさ。(一番変わったのは)スピードだね。それが俺に言える一つかな」
「無数の違ったアイディアを出し続けていくことだよね。時に選ぶのが難しくなるんだけどね」とリヴァース・クオモは続けている。「昔は24曲くらいあって、ドラムとベース、バッキング・ギターが仕上がるにつれて、その数が減っていくというものだった。そして、僅かに残った曲をレコーディングする前に何をしたいのかをはっきりさせておくという感じだったんだ」
「ヘラ・メガ・ツアー」についてグリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングは先日、次のように語っている。「これはグリーン・デイらしい考え方なんだ。普通のスタジアム・ツアーはしたくないという話をしていてね。かつての『モンスターズ・オブ・ ロック』のようなツアーをしたいと思ったんだよ。それで、フォール・アウト・ボーイとウィーザーが参加してくれたんだ。とても嬉しく思っているよ」
グリーン・デイ、ウィーザー、フォール・アウト・ボーイの3組はツアーの発表と同時にそれぞれ新曲も公開している。
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