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R・ケリーは当時17歳だった少女にはたらいた行為をめぐって新たな性犯罪の容疑がかけられている。

「スカイ・ニュース」によれば、R・ケリーは今回、2001年のコンサート前にミネアポリスのホテルの部屋ではたらいた行為をめぐって未成年への売春や勧誘という2つの容疑が新たにかけられているという。

R・ケリーは当時、少女に200ドル(約2万1000円)を支払い、衣服を脱がせて性交を含む性的な行為をさせた容疑がかけられている。R・ケリーにかけられている容疑は重罪となっており、どちらも有罪になればそれぞれ最長で5年以内の懲役刑が課せられるものとなっている。

ミネソタ州ヘネピン郡検事のマイク・フリーマンによれば、被害者とされる少女は当時、R・ケリーにサインをもらおうとした際、彼からサインと電話番号を受け取ったのだという。その後、少女がその番号に電話をかけると、R・ケリーから滞在中のホテルに招かれたという。

少女によれば、ホテルに行くとR・ケリーがベッドに横たわっていたとして、彼の上に乗ったと述べている。「被害者」と自らを称する少女は訴状の中で、R・ケリーのコンサートに「入場料を支払わないゲスト」として訪れたとしているほか、彼の部屋で何が起きたかを自身の兄弟に伝えたと述べている。

R・ケリーの弁護士を務めるスティーヴ・グリーンバーグは今回の一件にツイッターで次のように反論している。「ちょっと待ってください。これはあまりにも馬鹿げています」

R・ケリーから受けた被害を告発した複数の女性たちの弁護士を務めるグロリア・オルレッドは今回新たに告発した女性の弁護も名乗り出て、彼女の勇気を称えている。グロリア・オルレッドは新たなクライアントについて「売春婦ではありません」と強調している。

グロリア・オルレッドは声明で次のように述べている。「今回の新たな一件が示しているように、R・ケリーのさらなる被害者たちのために正義が遂行されるのに遅すぎることはありません」

グロリア・オルレッドは次のように続けている。「彼女はR・ケリーによる子供の被害者なのです」

R・ケリーは先週、自身の過去のニューヨーク公演を訪れた女性や少女たちに対する性的虐待容疑を否認している一方で、現在もニューヨークで勾留されている状態が続いている。

R・ケリーは児童ポルノを含む複数の容疑で先月シカゴでも逮捕されている。

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