リアーナはこの週末にアメリカで2つの銃乱射事件が起きたことを受けてドナルド・トランプ大統領を批判している。
銃乱射事件はテキサス州の国境の街、エル・パソのウォルマートで現地時間8月3日に起きて、20名が亡くなり、26名が負傷したほか、オハイオ州デイトンではバーの外で男が銃を乱射して、9名が亡くなっている。
音楽界からも犠牲者に対して多くの追悼の声が寄せられるなか、リアーナはこうした悲劇を受けてドナルド・トランプ大統領を批判している。
リアーナはドナルド・トランプ大統領が銃乱射事件について「臆病者の反抗」とするツイートのスクリーンショットを投稿して次のように述べている。「うーん、ドナルド、『テロリズム』を間違って綴っているわ。あなたの国は数時間の間に連続して2つのテロリストによる襲撃があり、約30人もの罪のない人が亡くなったのよ」
「カリフォルニアで起きた別のテロリストによる襲撃から数日しか経っていない。その襲撃ではテロリストが合法的にラスベガスで自動小銃(AK-47)を購入することができた。そして、カリフォルニアのフード・フェスティバルに車で行って、乳児の男の子を含む6人が亡くなったのよ」
彼女は次のように続けている。「ヴィザよりもAK-47のほうが簡単に手に入る世界を想像してみて。テロリストをアメリカにとどまらせるために壁を作る世界を想像してみて。私の祈りと深いお悔やみの気持ちをテキサスやカリフォルニア、オハイオの犠牲者の遺族や愛した人々に送ります。みんなを失ったことが本当に残念だわ。こんなふうに亡くなるのに値する人なんて誰もいない。誰もね」
ドナルド・トランプ大統領は「罪なき人々を殺害するのを正当化するいかなる理由も言い訳も存在しない」とツイートした上で「テキサスの素晴らしい人々に祈りとお悔やみ」を捧げている。
一方、カーディ・Bはテキサス州の事件の犯人について「ツイッターでトランプに心酔していた地元育ちの白人至上主義者のテロリスト」と称し、「アメリカには壁じゃ解決できない巨大な問題がある」と述べている。
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