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ウッドストック50は数ヶ月にわたる様々な騒動を経て正式に開催されないことが決定している。

ここ数ヶ月、様々な問題に直面してきたウッドストック50だが、先週新たな開催地としてメリーランド州のメリウェザー・ポスト・パヴィリオンを開催地とすると報じられていた。しかし、1969年のウッドストックから50周年を記念した3日間開催のフェスティバルは開催されないことが正式に発表されている。

「一連の予期せぬ障害によって私たちがブッキングした素晴らしいラインナップや私たちが目的としていた社会的関与と共に私たちの目指していたフェスティバルを開催できないことを悲しんでいます」とウッドストックの共同主催者であるマイケル・ラングは声明で述べている。

「開催地としてワトキンス・グレンやヴァーノンを失った時点では中止するよりもいい方法を探していました。ヘッドカウントとコラボレーションすることで、メリウェザー・ポスト・パヴィリオンで小さなフェスティバルを開催し、投票に行くことや気候変動に取り組むNGOのための資金を募ろうとしていたのです」

ウッドストック50については多くの出演取りやめの報道がなされていたが、ブラック・キーズやジェイ・Z、マイリー・サイラス、ザ・ラカンターズ、サンタナ、ザ・ルミニアーズといったアーティストを契約から解放したことについてマイケル・ラングは次のように述べている。

「私たちはすべてのアーティストを解放しており、その関わりはボランティアになるはずでした」と彼は説明している。「DCでの矛盾する問題のため、多くのアーティストが参加できなくなってしまい、他のアーティストは自身の理由で離れていきました。全員満額が支払われているアーティストやエージェントに対して、私はその10%をヘッドカウントや平和の精神に基づいた大義に寄付するよう促そうとしました」

「ウッドストックは社会的変化を求めており、次の選挙まで選挙を促していくというヘッドカウントの重要な目的を支援し続けていきます。逆境に直面するなか私たちを支持してくれたアーティストやファン、パートナーには感謝しています。私の思いは(オリジナルの開催地である)ベセルに向かっており、50周年を記念をして、ウッドストックが後押ししてきた思いやりや人間の多様性、多様性の美しさといった価値観を促進していきたいと思います」

同じくウッドストック50の主催者であるグレッグ・ペックは次のように述べている。「経済的パートナーとの予期せぬ諍いとそれに伴う法的手続きにより決定的な岐路に立たされ、私たちのプランは頓挫し、ワトキンス・グレン以外の候補地を探さなければならなくなりました。そのタイミングのせいで、私たちのアーティストに演奏してもらえるようできる選択はほとんどありませんでした。適切な形でフェスティバルを記念したイベントを作ろうと懸命に取り組み、素晴らしいアーティストがウッドストック50を支持するため週末まで同意してくれていましたが、時間が間に合わなかったのです」

「非常に落胆していますが、メリウェザー・ポスト・パヴィリオンやハワード郡長官のカルヴィン・ボールといった支援者には感謝しています。ウッドストックの平和と寛容の精神は今こそ私たち全員にとって最も重要なものとなっており、その理想を讃える方法に向けて未来を見ていきます」

ウッドストック50の最後の開催地となっていたメリウェザー・ポスト・パヴィリオンの責任者であるセス・ハーウィッツは次のように述べている。「ウッドストックを実現するという挑戦の会場側としての役割はすぐさま却下することもできましたが、あまりにも時間が足りませんでした。願わくば、もし十分な時間があるのであれば、オリジナルのヴァイブを捉えた今後のフェスティバルの開催地になれればと思います。多くの人が実現するのを望んでいるはずです」

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