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ボブ・ディランはナッシュヴィルにライヴ会場と蒸留酒製造所を合わせた施設をオープンさせることを発表している。

ノーベル文学賞も受賞しているボブ・ディランは昨年、自身のウイスキー・ブランド「ヘヴンズ・ドア」を発表しており、今回の施設もブランド名と同じ名前がつけられている。

ヘヴンズ・ドア・ディスティラリー・アンド・センター・フォー・ジ・アーツは2020年秋にナッシュヴィルのダウンタウンとなるフィフス・アヴェニュー616にオープンする予定になっている。AP通信によれば、施設はウイスキー・ライブラリー、レストラン、360人収容のパフォーマンス・スペースを備えたものになるという。

施設にはボブ・ディランの絵画や金工彫刻も展示される予定で、ボブ・ディランの通算9作目となるアルバム『ナッシュヴィル・スカイライン』の50周年を記念したものになると発表されている。

先日、ボブ・ディランはネットフリックスで配信される「ローリング・サンダー・レヴュー」ツアーについてのドキュメンタリー作品の監督をマーティン・スコセッシが務めることが明らかになっている。

「ローリング・サンダー・レヴュー : ア・ボブ・ディラン・ストーリー(原題)」と題された本作は、1975年から1976年にかけてジョーン・バエズやTボーン・バーネット、ミック・ロンソンらを迎えて行われたツアーを追ったものになるという。

ネットフリックスによれば、本作は「ドキュメンタリー、コンサート映像、うなされるような夢で構成されている」としており、配信日については現時点で明らかになっていない。また、本作にはボブ・ディランのインタヴュー映像も収録されるという。

一方、ボブ・ディランはまた、1975年に発表した名作『血の轍』が『君の名前で僕を呼んで』や『サスペリア』を手掛けたルカ・グァダニーノによって映画化されることが昨年の10月に報じられている。

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