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フレディ・マーキュリーの妹であるカシミラ・クックは映画『ボヘミアン・ラプソディ』に改めて賛辞を送り、続編の噂にも言及している。

クイーンやフレディ・マーキュリーのキャリアを描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』は、公開当初こそ批評家から否定的なレヴューが寄せられていたものの、全世界での興行収入は現時点で9億ドル(約1000億円)を突破しているほか、今年のアカデミー賞ではラミ・マレックによる主演男優賞を含む最多となる4部門を受賞している。

しかしながら、カシミラ・クックは当初より映画が大ヒットすることを確信していたのだという。

「映画はフレディ・マーキュリーやクイーン、彼らの音楽を主題としているのですから、映画が成功したことに私はそれほど驚いてはいません」とカシミラ・クックは『ノッティンガム・ポスト』紙に語っている。「彼らはこれからも勝利の方程式であり続けるでしょう」

カシミラ・クックは映画内での自身や両親の描かれ方は必ずしも正しいものではないとしながらも、全体としては映画を大いに気に入っていると明かしている。

「とても趣深いものになっていると思いました」とカシミラ・クックは語っている。「フレディはその性格や彼の癖など、ほとんどの点で正確に描かれていたと思います」

カシミラ・クックのインタヴューに先駆け、クイーンのミュージック・ビデオを多く手がけてきたことで知られるルディ・ドレザルは先日、『ボヘミアン・ラプソディ』の続編が制作される可能性があることを示唆している。

「続編について、マネージメントからは何も聞いていません」とカシミラ・クックは明かした上で、次のように期待を持たせている。「時が経てば明らかになるでしょう」

一方、クイーンは今月アメリカで新たなドキュメンタリーが放送されることが明らかになっている。

クイーンは、アダム・ランバートとのキャリアを追った2時間におよぶドキュメンタリー「ザ・ショウ・マスト・ゴー・オン:ザ・クイーン+アダム・ランバート・ストーリー」が現地時間4月29日にABCで放送されることが発表されている。

アダム・ランバートは2011年よりクイーンのリード・ヴォーカルを務めており、今年のアカデミー賞授賞式ではクイーンのブライアン・メイやロジャー・テイラーと共にオープニングを飾るパフォーマンスを行っている。

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