PRESS

Photo: PRESS

オアシスの初期のジャケット写真を手がけたことで知られるマイケル・スペンサーは『ディフィニトリー・ メイビー』のジャケット写真を撮影した当時を振り返っている。

シェフィールド出身のフォトグラファーであるマイケル・スペンサーは、『ディフィニトリー・ メイビー』や『モーニング・グローリー』を初めとしたオアシスの1997年までのすべてのシングルやアルバムのジャケット写真を手がけている。

マイケル・スペンサーはキャリアの初期の頃にザ・ヴァーヴのファースト・シングルとなる“All In The Mind”のジャケットを手がけており、それがノエル・ギャラガーの目に止まってオアシスと繋がることになったのだという。

「始めの頃に、ノエルから『俺たちは10週間ごとに新しいシングルをリリースするよ』っていうことを言われたと思うんだけどさ。それで、僕は『そいつはいい知らせだ』って思ったんだよ」とマイケル・スペンサーはシェフィールドのニュース・サイト「ザ・スター」に語っている。

マイケル・スペンサーはオアシスのデビュー・アルバム『ディフィニトリー・ メイビー』を最初に聴いた1人となっており、当時について次のように振り返っている。「“Live Forever”や“Rock N’ Roll Star”を聴いた時のことを想像してみて欲しいんだけどさ。間違いなく傑作になることを確信したんだ」

マイケル・スペンサーは続けて、『ディフィニトリー・ メイビー』のジャケット写真を撮影した時のことを振り返っている。同作のジャケットは、ボーンヘッドことポール・アーサーズの自宅でリアム・ギャラガーが床に寝そべりながら、ノエル・ギャラガーがソファでギターを奏で、残りのメンバーはテレビを見ているというものになっている。

「かいつまんで話すと、シンガーが床に寝そべっていて、手袋が天井に掛けられているなんていうバンドの写真を撮ろうとすれば、失敗する可能性も高いわけでね」とマイケル・スペンサーは語っている。

「すごく気に入っているんだ」と彼は続けている。「シュールで、バンドとして彼らをまとめていながらも、決して美化はしていないというね。至って普通ではあるんだけど、それだけではないっていうさ。あらゆる要素が含まれているんだよ」

オアシスは1994年の8月にファースト・アルバムとなる『ディフィニトリー・メイビー』をリリースしており、同作は今年でリリースから25周年を迎える。

リアム・ギャラガーは昨年、ノエル・ギャラガー以外のメンバーでオアシスのデビュー作である『ディフィニトリー・メイビー』の25周年を祝福する可能性に言及している。

リアム・ギャラガーは『Q』誌によるインタヴューに応じて、ノエル・ギャラガー以外のオアシスのメンバーで『ディフィニトリー・メイビー』の25周年を祝う可能性はあるかという質問に答えている。

「そんなの分からないよ」とリアム・ギャラガーは語っている。「ボーンヘッドと一緒にいるのは楽しいし、あいつは面白い奴だけど、フルタイムであいつと一緒になるのは勘弁だよ。俺には対処しきれないし、あいつだってそうだと思うよ。前にもそういうことはあったし、経験済みなんだ。ギグシーとは何年も連絡を取っていないしね。今もロンドンにいるみたいなことは聞いたんだけどさ」

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ