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マイケル・ジャクソンの姪であるブランディ・ジャクソンは彼についてのドキュメンタリー『リーヴィング・ネヴァーランド(原題)』で彼から性的虐待を受けたと主張しているジェームズ・セーフチャックとウェイド・ロブソンについて「お金のために」やっていると批判しているほか、観ていて「気分が悪くなった」と語っている。

10代の頃にウェイド・ロブソンと交際していたことを明かしているブランディ・ジャクソンは彼の発言について、20年前とは言っていることが「変わっている」と主張している。マイケル・ジャクソンの遺産管理団体は、ブランディ・ジャクソンとウェイド・ロブソンの交際歴をドキュメンタリーの内容が事実ではないとする証拠の一つとして挙げているという。

「『リーヴィング・ネヴァーランド』を観た時には、本当に気分が悪くなったわ。正直に言うとね」とブランディ・ジャクソンはオーストラリアのラジオ番組「ザ・ カイル&ジャッキー・O・ショウ」に出演して語っている。

「彼が話していることは度が超えているし、あまりにも馬鹿げているわ」とブランディ・ジャクソンは語っている。「彼が話しているのは叔父のことじゃない。彼は完全に別人のことを話している。私の叔父のことじゃないわ。だから、彼は物語を変えて話しているということが言えるの……15年前とは変わっているわ。彼は私の叔父について、このドキュメンタリーで描かれているような人物とは正反対のようなことを話していたのよ」

彼女は次のように続けている。「このことについて言いたいことの一つは、ウェイドは(虐待のことを打ち明ければ自分とマイケル・ジャクソンが)刑務所に行くことになってしまうのを恐れていたって言っていたけど、彼が2度目に証言した時にはもう彼も大人になっていたということよ」

「もしも14歳の時に誰かに付きまとわれて執着的に虐待を受けていたとして、その人が他の人に二度とそういうことができないようにその人を金輪際追い出すことのできるチャンスがやって来たのだとしたら、きっと立ち上がるものだと思うの。行動に起こすはずよ。幼少期にそういうことをやるのは怖かったていう彼の言い分は理解できるわ。気持ちは分かる。けど、大人になったらそうにはいかないわ」

ブランディ・ジャクソンはまた、ドキュメンタリーの内容やメディアでの報じられ方はマイケル・ジャクソンの子供たちに「重く」のしかかるだろうと語っている。

「彼らは2005年のことを覚えていないし、こういう風に対処したことなんてなかったの」とブランディ・ジャクソンは語っている。「彼らにとってこの問題に対処する最初の機会になると思うわ。本当に気の毒に思う。とりわけ、(マイケル・ジャクソンが)このことについて彼らに話して、釈明してくれることはないんだからね」

一方、ジュース・ワールドは性的虐待疑惑が向けれれているマイケル・ジャクソンを擁護して、「レジェンドをそっとしておく」ように人々に呼びかけている。

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