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グレタ・ヴァン・フリートのベーシストであるサム・キスカはバンドが度々、レッド・ツェッペリンと比較されることへの思いを改めて語っている。

本日1月22日に来日公演初日となる大阪公演を行ったグレタ・ヴァン・フリートだが、「ヴァルチャー」のインタヴューの中でサム・キスカはレッド・ツェッペリンと比較されることにうんざりしているかという質問に答えている。

「ああ、もちろんだよ。比較したり、対比したり、なにかを関連付けたりっていうのは人間の生まれながらの本能だけどさ」と彼は語っている。「いつだって、それは人間の本能であり続けるわけだしね。でも、ここ6ヶ月とか、3ヶ月とかで、それも収まってきているように感じているんだ。それはいいことだよね。そうした質問に答えるのも飽きてきているからね」

収まってきているのは昨年10月にリリースされたデビュー・アルバム『アンセム・オブ・ザ・ピースフル・アーミー』のおかげかと訊かれると、彼は次のように続けている。

「ああ。『アンセム・オブ・ザ・ピースフル・アーミー』は本当にグレタ・ヴァン・フリートらしいアルバムだよね。ただ、今でさえもう古く感じてるんだよね。スタジオに戻って、次のステップを出すのが楽しみだよ。でも、君の言う通りだね。『アンセム・オブ・ザ・ピースフル・アーミー』は独自のサウンドを持っていると思うし、ルーツ・ロックというよりはまさにグレタ・ヴァン・フリートなんだ。『フロム・ザ・ファイア』や“Black Smoke Rising”とか、他のものもたくさんあるわけだしさ」

レッド・ツェッペリンのロバート・プラントは昨年4月にグレタ・ヴァン・フリートを好きな新人バンドとして挙げ、ヴォーカリストのジョシュ・キスカと自身との類似点について語っている。

司会者から好きな新人バンドについて訊かれたロバート・プラントは、次のように答えている。「デトロイトにグレタ・ヴァン・フリートというバンドがいてね。まさに『レッド・ツェッペリン Ⅰ』なんだ。美しくて小さなシンガーなんだけどね」

ロバート・プラントは冗談を交えながら次のように語っている。「あいつは嫌いだけどさ! 彼は(声を)僕がとてもよく知っている人物から借りたみたいだからね。でも、それがなんだっていうんだ? 少なくとも彼には自分のスタイルがあるみたいだからね。彼が言うには、エアロスミスのスタイルに基づいてるらしいんだ」

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