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アークティック・モンキーズは出演したアメリカのテレビ番組「オースティン・シティ・リミッツ」の全編映像が公開されている。

シェフィールド出身のアークティック・モンキーズは番組で6曲を披露しており、先週“The Ultracheese”のパフォーマンス映像が公開されていた。

番組は現地時間1月19日に放送されており、今回オンラインでその全編が公開されている。

アレックス・ターナー率いるバンドは『ハムバグ』に収録された“Crying Lightning”からこの日のパフォーマンスをスタートさせ、その後、“One Point Perspective”、“Knee Socks”、“The Ultracheese”、“Star Treatment”を披露して、『AM』に収録された“R U Mine”でパフォーマンスを締め括っている。

この日の放送には、地元オースティンのバンドであるワイルド・チャイルドも出演している。

番組の全編映像はこちらから。

https://www.pbs.org/video/arctic-monkeys-wild-child-dt0fem/

アークティック・モンキーズの長年のコラボレーターであるベン・チャペルがこの日の撮影を手掛けており、昔ながらの手持ちのカメラで撮影された映像は、1970年代にインスパイアされた『トランクイリティ・ ベース・ホテル・アンド・カジノ』の世界観に則ったものとなっている。ベン・チャペルはアークティック・モンキーズの最近のミュージック・ビデオも手掛けているほか、短編ドキュメンタリーの「ワープ・スピード・シック」や、彼らがBBCのライヴ番組に出演した際にも監督を手掛けている。

一方、アークティック・モンキーズの『トランクイリティ・ ベース・ホテル・アンド・カジノ』は2018年にイギリスで最も売れたアナログ盤であることが明らかになっている。同作のアナログ盤は発売以来3万8000枚を売り上げているほか、発売初週に2万4500枚のセールスを記録し、過去25年間でイギリスではアナログ盤として最多の初週セールスになったことも明らかになっている。

一方、ドラマーのマット・ヘルダースはミルバーンのフロントマンであるジョー・カーナルの来たるソロ・アルバムでプロデューサーを務めている。

また、マット・ヘルダースは来たる自身のソロ・アルバムについても言及しており、アルバムを成立させるためにもまずは「たくさんの楽曲を作りたい」と語っている。

「今は自宅に小さなスタジオを構えててね。そこでやってるんだ。ある程度の時間をかけてね」と彼は語っている。「古いドラム・マシーンとシンセサイザーでやってて、エレクトロニックというか、サウンドトラック風というか、ジョン・カーペンターみたいな感じなんだ」

「スタイルが出来上がっているところまでは来ているし、自分のやりたいことは前よりも自分にとって明確になっているからね」

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