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レッド・ツェッペリンはバンド内での力関係をめぐる逸話が明らかになっている。

レッド・ツェッペリンのマネージャーを務めていたピーター・グラントについての書籍『ブリング・イット・オン・ホーム:ピーター・グラント、レッド・ツェッペリン、アンド・ビヨンド・ザ・ストーリー・オブ・ロックス・グレイテスト・マネージャー(原題)』の著者であるマーク・ブレイクは、米・ウェブサイト「リアル・クリア・ライフ」のインタヴューに応じて、ピーター・グラントとバンドにまつわる質問に答えている。

「レッド・ツェッペリンにいた4人はそれぞれキャラクターも異なっていましたし、そのうちの2人はツアーやレコーディングの経験が他の2人よりも豊富にありました」とマーク・ブレイクはピーター・グラントがいかにしてメンバーの異なる性格をコントロールしていたかという質問に答えている。

「おそらく、それもあってバンドは何年間も慎重に扱われてきたのではないかと私は考えています。ロバート・プラントとジョン・ボーナムは、ジミー・ペイジやジョン・ポール・ジョーンズほど経験がありませんでしたし、メンバー間の仲を保つための交渉はピーターにとって労力を使うものだったことでしょう」

マーク・ブレイクは続けて、ピーター・プラントがいかにしてロバート・プラントやジミー・ペイジと向き合っていたかについて次のように語っている。「彼らはまるで異なる2人でした」と彼は語っている。「当時はどうしていたかというと、2人を自由にして、創造力の向くままにやりたいようにやらせていたのです」

「レッド・ツェッペリンはジミー・ペイジのバンドでした。彼が構想を思いつき、バンドにして他のメンバーを入れたのです。最初に加入したのがロバートで、その後で残りの2人が加入しました。時間が経つにつれて、他のバンドのリード・シンガーたちと同様にロバートもバンド内で力を持つようになり、自分でも曲を書くようになりました」

彼は次のように続けている。「また、時にはロバートが自分でジミーと交渉に当たり、話し合いに臨むこともありました。残りの2人も彼らの関係を理解して、バンド内での自分たちの役割も分かっていたのではないかと思います。ジミー・ペイジとロバート・プラントの間には権力争いのようなものがありました。ピーターは彼ら2人ともを満足させて、残る2人のメンバーも満足させる必要があったのです」

一方、レッド・ツェッペリンは歴代の楽曲のデジタルやストリーミングでの売り上げが明らかになっている。

米『ビルボード』誌は先日、レッド・ツェッペリンの歴代の楽曲のデジタルでの売上をニールセンが集計したランキングを掲載している。レッド・ツェッペリンは2007年の11月にデジタルでの配信を、2015年の12月にストリーミングでの配信をスタートしており、ニールセンのリストはそれぞれの期間から2018年7月12日までの各楽曲の売り上げを集計したものとなっている。

レッド・ツェッペリンの94曲からなるこのリストは、「iTunesなどのダウンロード・ストアやスポティファイを初めとしたオンデマンド・サービスでの配信がスタートしてからの、デジタルでの売り上げに基づいて」集計したものだという。最もデジタルで売り上げた楽曲は“Stairway to Heaven”となっており、集計期間中に290万3,223.42ドル(約3億1,400万円)を売り上げたという。

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