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スリップノットのコリィ・テイラーは将来的に「ダークなジャズ・アルバム」を作りたいと考えていることを明かしている。

ラスベガスのラジオ局「ラジオ・ベガス・ロックス」の番組「ケオティック・ラジオ」に出演したコリィ・テイラーは他の音楽ジャンルに挑戦することに興味があるかを訊かれて、コメントしている。

カントリー・ミュージックに挑戦したいと思ったことはあるかと訊かれると、コリィ・テイラーは次のように答えている。「アイオワ出身ではあるけど、あり得ないね! 絶対にないよ」

彼は次のように続けている。「そういう楽曲を書けないということではないんだけどさ。どちらかと言うとシンガー・ソングライター的な音楽のほうに興味があるんだ。スクイーズとか、そういう音楽にね」

コリィ・テイラーはその後、ジャズ・アルバムを作ることについてはどう思うかという質問に次のように答えている。「実はそれについてはずっと考えていてね……カルテットかクインテットと一緒にジャズ・アルバムを作りたいと思っているんだ。ダークなジャズ・アルバムっていう感じで、レコーディングは部屋でやるっていうね」

「売れないだろうけどね。個人的なコレクションとしてやってみたいんだよ。ジャズは大好きなんだ。ほとんどの人はこのことに気がついていないだろうけどさ。1940年代や50年代のジャズをよく聴いているんだ」

コリィ・テイラーは続けて、普段聴いているジャズ・アーティストや自身の楽曲をジャズでカヴァーする可能性についても語っている。

「ビリー・ホリデイがやってた長く残るような音楽だったり、さらに古い、チャーリー・パーカーが無茶してた頃にやっていたようなものとか、そういうのに近いものをやってみたいね」

「自分の曲の中にもジャズ・バージョンでやってみたいと思っている曲がいくつかあるんだ。おそらく“Prosthetics”のような楽曲なんかはクールなものになるんじゃないかな。それから、“Bother”とかね。“Bother”をジャズ・バージョンでやったら、クールなものになりうると思うよ」

コリィ・テイラーは先日、スリップノットの来たるニュー・アルバムについて「『アイオワ』くらいへヴィ」なアルバムになると語っている。

スリップノットは先日、トゥールやデフ・レパードと共に今年のダウンロード・フェスティバルでヘッドライナーを務めることが発表されている。今年のダウンロード・フェスティバルには彼らの他に、昨年に高い評価を得たアルバム『シャイニー・アンド・オー・ソー・ブライト VOL.1 / LP:ノー・パスト、ノー・フューチャー、ノー・サン』をリリースしたスマッシング・パンプキンズや、これがUKでの最後の公演となるスレイヤーらが出演する予定となっている。

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