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ヒラリー・クリントンが、カニエ・ウェストの2020年に米大統領になろうと熱望していることについてコメントし、自分が2016年に当選したら再選を目指すだろうから、「出馬を延期したくなるかも」しれないと語っている。

カニエ・ウェストは今年のMTVビデオ・ミュージック・アウォーズの授賞式で2020年の大統領選挙に立候補するつもりだと宣言している。

彼の妻であるキム・カーダシアンは、この宣言は「寝耳に水」だったと述べているが、カニエ・ウェストは自分は出馬を真剣に考えており、このことは2010年からずっと検討していたと主張している。

米ニュースサイト「バズフィード」のポッドキャスト番組「アナザーラウンド」に出演したヒラリー・クリントンは、「カニエには、もしかしたら出馬を延期したくなるんじゃないのと言ったわ。なぜなら、私は再選を狙うだろうから」と語っている。

ヒラリー・クリントンはまた、当選したらカニエ・ウェストの政権入りもあるとしている。「彼にはふさわしい経験をさらに積んでもらってもいいわね。これまでの彼のすべての経歴に加えて、大使のような役割とか、なにか彼に向いているものがいいわね……私は誰が副大統領になるのも阻止するつもりはないわ」

カニエ・ウェストは、最近の米『ヴァニティ・フェア』誌のインタヴューで選挙制度改革について大胆なアイデアを述べている。

「俺が大統領に立候補する時は、誰かと争いたくないね」とカニエ・ウェストは語っている。「俺は『自分はあなたと共に仕事がしたい』っていうのがいい。今、大統領選に出馬している人たちは、みんなお互いに必要としているものを持っている。それなのに、こういう分裂とか剣闘士みたいなバトルとかのせいで、世界は助けを必要としていて、権力や影響力のある人たちが協力し合うことを求めてるっていうことが見えなくなってしまうんだ」

リアーナは先日の『NME』インタヴューで、カニエ・ウェストの予定がフリーになって彼女のニュー・アルバムのレコーディングを完了させてくれるのを待っていると述べている。同様に、ジャスティン・ビーバーもカニエ・ウェストと作業を行っており、「ニューヨーク・ヴァイブ」な感じの新曲を作っていると語っている。

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