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シックスナインは現在かけられている恐喝や銃器所持の容疑について、検察側が彼の有罪を裏付ける「決定的な」証拠を提出したと報じられている。

本名をダニエル・ヘルナンデスというシックスナインは現地時間11月18日に連邦警察によって逮捕され、ギャングスタ集団のナイン・トレイ・ブラッズによる犯罪行為に関与した疑いがかけられている。

シックスナインの弁護士を務めるランス・ラザロは先日、シックスナインについて「プロモーションとして『ギャングスタのイメージ』」を用いているだけに過ぎず、向けられているすべての容疑について「完全なる無実」であると主張していた。

しかしながら、「TMZ」の報道によれば、検察側は今回シックスナインが一連の犯罪に関与したことを裏付ける「決定的な」証拠を裁判所に提出したという。

報道によれば、検察側は今回、複数の銃撃現場や武装強盗の現場にいるシックスナインを収めた写真や映像を裁判所に提出したという。その中には、現地時間4月3日にシックスナイン自身が撮影したブルックリンでの強盗の様子を収めた映像も含まれているという。映像は、オンライン上に投稿してもらう目的でシックスナインが第三者に渡したものだという。また、シックスナインが現地時間4月21日にブルックリンで発生した2件の銃撃事件の現場にいるところを写した写真も提出されているといい、そのうちの一枚はシックスナインが武装強盗事件で奪ったバックパックを持っているというものだという。

今回提出された写真や映像の多くは、シックスナインや彼の元取り巻きらの携帯電話から入手したものとなっている。

シックスナインは先日、一度判決が言い渡されていた2015年の当時13歳だった少女への性的接触容疑についての裁判が改めてやり直されることになったと報じられている。

現在は勾留されているシックスナインだが、11月28日には新作『ダミー・ボーイ』をリリースしている。

シックスナインの裁判は2019年9月4日に行われる予定となっている。

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