PRESS

Photo: PRESS

元エイデンのフロントマンで現在はソロとして活動しているウィリアム・コントロールは「セックス・カルト」を運営しているとして性的虐待の疑惑が持ち上がっているものの、警察は彼を起訴しない方向だという。

本名をウィリアム・ロイ・フランシスという現在36歳のミュージシャン/プロデューサー/作家/アーティストのウィリアム・コントロールは、複数の女性から身体的、性的、精神的、金銭的な虐待を受けたとして告発されている。女性たちによれば、彼女らは彼から殴られたことがあると主張しているほか、彼のイニシャルをタトゥーとして入れることや血で契約書にサインすることを強要され、従わなければ虐待されていたと訴えている。

「ザ・デイリー・ビースト」の報道によれば、ワシントン州フェデラルウェイの警察当局は女性たちの訴えに基づいて調査を進めているものの、ウィリアム・コントロールの起訴については否定しているという。

リリーと名乗る女性は次のように訴えている。「彼は私に契約書にサインすることを強要しました。契約書は、自分の血で書かなければいけないというものでした」。彼女は続けて、ウィリアム・コントロールから「見た目を変えるよう求められて体重を落とすように言われ、私は摂食障害を発症してしまいました。ルールがいくつもあったのです。彼はよく、私に自分が屈辱的な性行為に及んでいる映像をいくつも撮らせていました」

ストーミー・サマーズという女性は一方で、ホテルの一室に「呼び出され」た後でウィリアム・コントロールから暴行を受けたと訴えている。「彼は私の喉を潰し、顎を外して、目の周りにアザを作って脊髄に打撲を負わせました」と彼女は語り、彼が自身の「セックス・カルト」により多くの女性を入れようとしていたと主張している。

ウィリアム・コントロールは、「ザ・デイリー・ビースト」の記事が公開されるより以前に、自身に向けられている疑惑について全面的に否定する声明を発表している。ウィリアム・コントロールについては、昨年にも同様の性的虐待疑惑が向けられていた。

「これを読んでいる皆さんへ。去年と同じような疑惑がインターネット上で物議を醸しているのを見ました」とウィリアム・コントロールは今月上旬にフェイスブックに投稿している。「これが事実です:私は先日に警察からこれらの疑惑について取り調べを受けました。警察にはプライヴェートなやり取りを含む僕側の話をしており、罪に問われることはないだろうとも言われています。これらの行為が合意の上であったことは明白だからです」

ウィリアム・コントロールは続けている。「過去には、『合意のもと』でへヴィーなロールプレイやボンテージ・プレイをしたこともあります。しかしながら、今はもうそのようなプレイはしていません。もしも私の行為によって傷つけられ、合意を蔑ろにされたと感じている人がいるなら、申し訳ないと思っています。そのようなことは二度としません」

「私について言われている多くのことは、まったくの嘘です。僕は未成年の少女と関係を持ったこともありません。『セックス・カルト』とやらにいたこともありません」

ウィリアム・コントロールは次のように続けている。「私は毎日、一日中印刷所で働くかレコーディング・スタジオでファンのために音楽を作っています。夕方は妻や息子と任天堂のゲームをやったりアニメを観ながら過ごしています。一年近くツアーにも出ていません。僕の人生はそれほど刺激的ではありません。そうだったらよかったのですが、申し訳ありません」

「嫌がらせや、妻や子供への脅迫行為は止めてください。度が過ぎています」

https://www.facebook.com/williamcontrolofficial/photos/a.572909419421348.1073741826.124584634253831/1741438899235055/

ウィリアム・コントロールはその後、音楽の世界や公共の目から離れることを示唆する投稿を行なっている。「これからの自分の人生を歩むために、あらゆるものを完全にシャットアウトすることを決めました」

「みなさんには申し訳ありませんが、家族のことに専念して、外の世界とはこれ以上関わらないことが最善だと考えました」

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ