
Photo: facebook.com/ritchieblackmore
リッチー・ブラックモアはディープ・パープルと共演を果たした心境について語っている。
リッチー・ブラックモアは現地時間8月12日にニューヨーク州ワンタフにあるジョーンズ・ビーチ・シアターで行われたディープ・パープルの公演で共演を果たしている。当初、アンコールで共演を果たすとされていたが、コンサートの終盤にステージに登場したリッチー・ブラックモアは“Smoke on the Water”で共演を果たしている。
今回、リッチー・ブラックモアは『ギター・プレイヤー』のインタヴューでこの共演について振り返っている。「とても心を動かされたよ。ステージに上がってすぐに演奏しなきゃいけなかったからね。ウォーミング・アップもできなかったけど、正確な音を弾くためにそこにいたわけじゃない」
リッチー・ブラックモアは次のように続けている。「40年も会っていなかった古い友人たちに会うために出ていったんだ。僕らも歳を取ったからね。一緒に会うのはこれが最後かもしれないと分かっていたんだと思う」
共演を果たした理由についてリッチー・ブラックモアは次のように語っている。「ある朝、彼らのライヴの前日に目が覚めて思ったんだ。『ファンにとっては、僕がステージに上がって1曲――たぶん“Smoke on the Water”だろうけど――演奏して、僕らが互いにいがみ合ったり憎み合ったりしていないことを見せるのがいいんじゃないか』ってね」
共演した時の心境についてリッチー・ブラックモアは次のように振り返っている。「変な感じだったよ。あまりテクニカルなことは弾かず、シンプルに基本に徹するべきだと感じていたからね。それでも途中でどこを弾いているかわからなくなったりしたけど、それが目的でそこにいたわけじゃない。わだかまりを解消するためにそこにいたんだ。もっとも、実際にはわだかまりなんてなかったんだけどね。みんな、まるで西部戦線で戦った軍隊の仲間が再び集まったような感覚だった。とても感動的な瞬間だったよ」
リッチー・ブラックモアはイアン・ギランと衝突して1993年にディープ・パープルを脱退したことについて次のように語っている。「僕らは二人ともリーダー気質なんだ。僕はバンドを仕切ることに慣れているし、彼もそうだと思う。だから昔は衝突したんだ。でも、今はもう変わったよ」
リッチー・ブラックモアは共演時に使った黄色のストラトキャスターについて次のように述べている。「あれは80年代によく弾いていたストラトキャスターなんだ。弦を張り替えて、少し練習してみたよ。ストラトキャスターを本格的に弾くのは30年ぶりだね。時折、ソロを弾くことはあっても、普段は家でアコースティック・ギターを弾いているから。普段は長い爪でフィンガーピッキングをしているけれど、ストラトキャスターを弾くときはピックを使って、爪も短くしなきゃいけない。まったく別の奏法なんだよ」
リッチー・ブラックモアは妻のキャンディス・ナイトと行ったインスタグラムの生配信でディープ・パープルと共演することについて明らかにしており、2016年のレインボーの一時的な再結成を除けば、ロック・ミュージックを演奏するのは数十年ぶりになるとも語っている。
「面白いことになるはずだよ。実のところ、25年もロック・ミュージックを演奏していないんだ。昔の仲間たちに再会できるのはいいことだね。みんな松葉杖や車椅子のお世話になっているかもしれないけどさ。まあ、他のメンバーは大丈夫そうだけどね。でも、ちょっと怖い気もするよ。25年間、ロックを演奏していないからね。この25年間はアコースティック・ギターを演奏してきたんだ。最初は弾くのにすごく違和感があったけど、慣れてしまって、今ではエレクトリックよりもアコースティックを弾くほうがしっくりくるくらいなんだ」
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