リンキン・パークのマイク・シノダはバンドメイトであったチェスター・ベニントンの死を乗り越えるためにリック・ルービンが力になってくれたと語っている。
先日、マイク・シノダはニルヴァーナ/フー・ファイターズのデイヴ・グロールの存在がどれだけ助けになっているかを明かしていた。
今回、マイク・シノダは「ETカナダ」によるインタヴューでチェスター・ベニントンの死後、リック・ルービンと話を重ねたことを明かしている。
「そうだな、これまでに悲劇を乗り越えてきた人たちと何度か話し合いの場を設けていてね」とマイク・シノダは語っている。「自分たちにとって大切な人を失ったことのある人たちだよ。デイヴ・グロールもそうだし、AC/DCもそうだし、他にも多くの人たちとね。それぞれが違う方法で乗り越えているんだ。チェスターが亡くなった数週間後に、正確には一週間と半分くらい経った後だと思うけど、僕はリック・ルービンに改めて連絡を取って、彼の家で話しながら過ごしたんだ」
「僕は彼から(会っていなかった期間についての)あらゆる話を聞いたし、彼も僕にたくさん質問をしてくれてね。僕は今後の身の振り方についても彼に訊いてみたんだ。すべてのことに意見が合うわけではなくて、それがいつもの僕とリックなんだけどさ。途中で、『なんてこった。これぞリック・ルービンだよ。偉大なるリック・ルービンだ』って思わされたよ。彼のやることなすことが必ずしも僕にとって正しいことではないんだけど、彼自身にとってはそれが正しいことなんだよね。けど、彼はメンターであり、音楽の天才であることは確かなわけでね。僕らはこれから進むべき道や行くべき場所についての具体的な話もしたよ」
マイク・シノダは次のように続けている。「僕自身について言うと、これからどうなるかは分からないね。『そうだ、これだけやっていよう』って言えることなんかないんだ。要は、ミステリーなんだよ。けど、これを追い求めてこの先どうなるかを見るのは楽しみだし、それでまた元通りになって何かを2回繰り返すことになったとしても、それはそれでいいんだ」
マイク・シノダは6月15日にソロ・アルバム『ポスト・トラウマティック』をワーナー・ブラザースからリリースすることが発表されている。
アルバムからは2曲が先行して公開されており、”Crossing A Line”と”Nothing Makes Sences Anymore”のミュージック・ビデオが公開されている。
それぞれのミュージック・ビデオはこちらから。
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