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ザ・キラーズは現地時間4月14日に開催されたロックの殿堂の式典で追悼の意を表して、トム・ペティをカヴァーしている。

トム・ペティは昨年の10月2日に亡くなっている。後に様々な鎮痛剤による不意のオーヴァードーズで亡くなったことが発表されている。享年66歳だった。

ザ・キラーズはトム・ペティの“American Girl”をカヴァーしたほか、パフォーマンスの最後で“Free Fallin”も披露している。

観客が撮影した映像はこちらから。

パフォーマンスの途中でブランドン・フラワーズは観客に立ち上がるように指示して、「計り知れないほどの達人だった永遠なるトム・ペティにロックンロールとしてのリスペクト」を示すよう促している。

ブランドン・フラワーズはこの日の式典でザ・カーズをロックの殿堂に迎え入れる紹介役も務めている。米『ローリング・ストーン』誌にザ・カーズについて彼は次のように語っている。「僕がザ・カーズのアルバムを手に入れて、スピーカーから出てきたサウンドに母親が文句を言ったのがまるで昨日のことのようなんだ。あれから20年以上が経ったなんで信じられないね。でも、彼らは僕が最初に恋に落ちたバンドだったんだ。僕を正しい方向へと導いてくれたんだよ」

続けて、ブランドン・フラワーズはザ・カーズが「帰るべき場所を与えてくれた」として、「現在の生活」と妻との結婚を導いてくれたと語っている。「それについては本当に感謝しているんだよ」

先月、ザ・キラーズは“Mr Brightside”がリリースから約14年を経て、200週目となる全英シングル・チャートへのランクインを果たしたことが明らかになっている。

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