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ニルヴァーナのドラマーであるチャド・チャニングはバンドがメインストリームでの成功を収める前にバンドを脱退したことについて「後悔はない」と明かしている。

チャド・チャニングはバンドに1988年から1990年まで在籍しており、デビュー・アルバム『ブリーチ』の全曲で演奏している。彼は音楽性の違いから脱退しており、その後バンドは歴史的な成功を収めた『ネヴァーマインド』のレコーディングとプロモーションではデイヴ・グロールが加入している。

「ケイオスTV」のインタヴューで脱退を後悔しているかと訊かれると、チャド・チャニングは次のように答えている。「後悔はないよ。というのも、僕は物事というのは理由があって、正しい場所に収まると常に考えているんだ。例えば、僕が当時バンドにとって完璧なパズルのピースだったとしても、別のことをやろうと思ったら、別のピースが必要になるわけでね」

「僕らの相違というのはまさに音楽的なレベルのものだったんだ。友人ではあり続けたしね。実際、OKホテルというところでデイヴ(・グロール)と初めて会った時のことを覚えているよ。1年ぶりぐらいにバンドの連中とは会ったんだけど、会えて本当に良かったんだ。『調子はどう?』みたいな感じで、すごくフレンドリーだったんだよね」

デイヴ・グロールとの関係についてチャド・チャニングは次のように続けている。「彼がどれだけナイス・ガイかというのは分かってね。だから、彼と会えたのもクールだったよ」

「後悔はないんだ。あの日々を振り返って思うのは『おお、自分も少しは関わってたんだ』というものでね。それで幸せなんだよ」

ニルヴァーナについては昨年、貴重なデモテープの音源が公開されている。これはカート・コバーンの友人であるジョン・パーキーが公開したもので、全部で2時間以上の音源があり、チャド・チャニングのドラムによる『ネヴァーマインド』のデモも含まれている。

デモテープはこちらから。

0:38 – “Paper Cuts”
05:03 – “Downer”
06:53 – “Beeswax”
09:52 – “Aero Zeppelin”
14:36 – “Floyd the Barber”
17:03 – “If You Must”
21:12 – Spank Thru
24:57 – “Mexican Seafood”
27:06 – “Pen Cap Chew”
30:06 – “Montage of Heck”

04:37 – “Mr. Moustache”
08:23 – “Sifting Instrumental”
13:51 – “Blew”
16:52 – “Spank Thru”
20:08 – “Love Buzz” (Early Single Version?)
23:55 – “Big Cheese”

00:00 – Intro
01:39 – “Scoff”
06:02 – “Swap Meet”
09:17 – “Blew”
12:23 – “Love Buzz”
16:11 – “About a Girl”
19:27 – “Negative Creep”
22:02 – “School”
24:50 – “Big Long Now”

00:00 – Intro
00:44 – “Immodium”
04:04 – “Pay to Play”
07:39 – “Sappy”
11:17 – “Polly”
14:19 – “In Bloom”
19:00 – “Lithium” (Mix 6)
23:31 – “Dive”

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