フューネラル・フォー・ア・フレンドが14年の歴史に幕を下ろし、解散することを発表している。
同時に「ラスト・チャンス・トゥ・ダンス」と題したラスト・ツアーを世界各地で行うことを発表している。UKでの公演は、2016年4月に開催される予定で、カーディフ、マンチェスター、グラスゴー、バーミンガム、ロンドンで公演が行われる。
バンドは各都市で2公演を行う予定で、1公演は2005年のアルバム『アワーズ』を全曲演奏し、もう1公演では2003年のデビュー・アルバム『カジュアリー・ドレスド&ディープ・イン・カンヴァーセーション』を全曲演奏するという。チケットは9月18日より販売される。
フロントマンのマット・デイヴィスは、解散というバンドの方針について声明で次のように説明している。「自然な結末なんだ。やろうと考えていたことはすべてやったし、僕たちが望んでいた以上のことをやることができた。だから、こうして終わることに戸惑ってはいないんだ。2015年にリリースした『チャプター&ヴァース』は、一緒に音楽を作ってこれた素晴らしい14年半の、本当によくできた終止符だと感じているんだ」
「だから、どうやってバンドの歩みの大部分を祝福してあげたいと思う? ライヴだよね。僕にとっては『アワーズ』と『カジュアリー・ドレスド&ディープ・イン・カンヴァーセーション』の2枚でツアーをやることが当然のように思えたんだ。この2枚のアルバムは、これまでのすべての作品からセットリストをつなぎ合わせるよりも、多くの人にとってフューネラル・フォー・ア・フレンドが何だったのかという本質を見せてくれると感じてるんだ。どちらも最も重要なアルバムだし、『アワーズ』は僕に撮ってフューネラル・フォー・ア・フレンドでの最も誇るべき音楽的到達点なんだ。なぜかは分からないけど、圧倒的な誇りを感じるんだよ」
UK公演の前にバンドはヨーロッパとオーストラリアで公演を行う。彼らの最後の公演は4月16日のシェパーズ・ブッシュ・エンパイアでの公演となっている。
フューネラル・フォー・ア・フレンドはブリジェンドで2001年に結成され、デビュー作『カジュアリー・ドレスド&ディープ・イン・カンヴァーセーション』からラスト・アルバムの『チャプター&ヴァース』まで7枚のアルバムをリリースしている。2004年にはザ・ラプチャー、ヴォン・ボンディーズ、フランツ・フェルディナンドと共に『NME』アウォーズ・ツアーに参加している。
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