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マシュメロは、昨年11月にラッパーのリル・ピープが亡くなって以来初となる、彼のヴォーカルをフィーチャーした楽曲“Spotlight”をリリースしている。

本名をグスタフ・アールというリル・ピープは、昨年11月15日に亡くなるほんの一週間前にマシュメロと楽曲制作に取り掛かり始めたばかりだった。

今回、マシュメロは完成した音源を公開しており、楽曲について当初彼が懸念していたのとは裏腹に、リル・ピープの母親からリリースしてくれるよう依頼されていたことを明かしている。

「ピープは、僕がこれまでに出会った人たちのそれとはまったく違った興奮を音楽に持ち込んでくれたんだ。僕らはお互いにアイデアを出しあって、残念ながらきちんと一緒に完成させることはできなかったんだけどね。今この曲を聴くと、落ち着くんだ。ピープにも聴いてもらえたらって願うよ」とマシュメロは語っている。

「この楽曲は、ピープの母親や家族や、友人とファンのみんなに捧げるよ。グスタフはこれからも自分自身の音楽の中に生き続けるんだ。それこそ、僕たち全員が心から感謝すべきことなんだ」

リル・ピープは昨年12月に検死結果が明らかになっており、鎮痛剤のフェンタニルと抗不安薬であるザナックスの過剰摂取のために亡くなったことが明らかになっている。

リル・ピープはまた、「コカインやマリファナに加え、ベンゾジアゼピンやトラマドールを含む鎮痛剤・鎮静剤の陽性反応」が出ていたことが報じられいる。「アルコールは陰性反応」だった。

リル・ピープについては先月、ニュー・ヨークとロンドンで追悼式典が行われている。

現地時間12月2日にロンドンの庶民院の建物にリル・ピープの顔が大きく映し出されたほか、同じ日にはニュー・ヨークのロング・ビーチで家族や友人らによって追悼式典が行われている。

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