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カルヴィン・ハリスは許可を取ることなく自身の楽曲が保守党大会で使用されたとして、保守党を批判している。

間違いと失敗と決まりの悪さに満ちていた保守党大会で、英首相のテリーザ・メイはカルヴィン・ハリスとリアーナによる楽曲“This Is What You Came For”に合わせてステージに登壇しており、またフローレンス・アンド・ザ・マシーンの楽曲“You’ve Got The Love”も大会では使用されている。

フローレンス・アンド・ザ・マシーンのフローレンス・ウェルチもこのことを批判しているが、カルヴィン・ハリスもオンライン上で抗議している。

「保守党大会で僕の曲が流れたことについては許可を出してないんだ」とカルヴィン・ハリスはツイートしている。「楽しい曲があんなにも悲しいイベントで流されたなんて支持もしないし、容認もしないね」

カルヴィン・ハリスは次のように続けている。「それに、咳も出て顔色も灰色だなんて肝臓をキレイにする必要があるよね。血もきっと真っ黒だしさ――身体をキレイにしても栄養不足じゃしょうがないけどね。ぜひググってくれ」

フローレンス・ウェルチは現地時間の10月4日に、自身の曲が使用されたことについての落胆を次のようにフォロワーに述べている。「今日の保守党大会で流れた“You’ve Got The Love”の使用を私たちは認めていないし、もし彼らが要求してきたとしても許可しなかったはずよ」彼女は次のように続けている。「保守党が今後、私たちの音楽の使用を控えてくれたらいいのにね」

一方、大会ではリー・ネルソンのキャラクターで知られるコメディアンのサイモン・ブロドキンがテリーザ・メイ首相の演説に乱入し、P45と呼ばれるイギリスの離職証明書を首相に手渡すという事態も発生している。

P45は普通、従業員が解雇されるに当たって渡される用紙となっている。映像ではサイモン・ブロドキンが「ボリスがあなたにこれを渡すようにって言ってきたんだよ」と叫んでいるのが聞き取れるが、これはボリス・ジョンソン外相がテリーザ・メイから党首のポジションを狙っているという噂を受けたものと見られている。

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