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ノエル・ギャラガーは90年代の暮らしや音楽は現在よりずっと自由であったのに対して今日のバンドはよりビジネス指向を強まっていると語っている。

先日、ノエル・ギャラガーは大規模なUK&アイルランド・ツアーの日程と共に、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの新作『フー・ビルト・ザ・ムーン?』をリリースすることを発表している。「アブソリュート・ラジオ」のクリスチャン・オコネルの朝の番組に出演したノエル・ギャラガーは、音楽産業やバンドを取り巻く情勢全般がオアシスの黄金期であるブリットポップ全盛期からどのように変わってしまったのか語っている。

「今、20歳で音楽業界に入ろうというものなら、以前の感じを知ることはないだろうね」とノエル・ギャラガーは語っている。「だから、20歳の人にはわからないだろうけど、でも、90年代について、あの10年がどんなに素晴らしい時代だったか、今になってみんな理解し始めているんだよ。あらゆるものがそうだったわけでね。政治も、ファッションも、音楽も、スポーツもさ」

「時の試練を耐えているものがたくさんあるわけでね。さっき挙げてくれた『トレインスポッティング』もそうだし、素晴らしいバンドだちがいたわけでさ。オアシス、ヴァーヴ、パルプ、その他いろんな連中がいた。紛れもなくあの頃のほうがずっと自由だったよね。今の若手のバンドに会ってみると、もっとキャリアと向き合ってる感じだよね。一方の90年代はっていうと、伸び伸びしている感じだったし、笑顔があったよ」

彼はさらに次のように続けている。「思うんだけど、そういうのって音楽業界を動かしている連中のせいだと感じるんだよな。成功というものが、ユーチューブの再生回数がどれだけあるかとかさ。それって違うゲームになってしまっているわけでさ。間違いなく違ったゲームになっているんだよ」

ノエル・ギャラガーは同じインタヴューの中でモリッシーと共にした一夜について語っており、彼がノエルの妻を気に入ったことについて語っている。さらに最近のU2とのツアーの体験についても語っていて、その酒の席の様子やつらい二日酔いについて真相を明かしている。

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは、サード・アルバム『フー・ビルト・ザ・ムーン?』を11月24日にリリースする。

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