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セイント・ヴィンセントことアニー・クラークは新しいインタヴューの中で音楽業界において自身が女性として直面している問題について語っている。

セイント・ヴィンセントは英『ヴォーグ』誌に対し、彼女の性別が原因で自身の音楽が時々誤解されていると語っている。「みんな多くの人が女性を過小評価していると思うの。私たちには知性が欠けているってね」

「さらに、女性が歌を歌えば、本当のことだとみんなが思い込む傾向があるっていまだに思うの。感情に忠実で、日記みたいにすべてを物語っているに違いないんだって。どう考えたってそれは事実ではないのに」

さらにこのインタヴューの中で、セイント・ヴィンセントは女優でありモデルのカーラ・デルヴィーニュとの注目を集めた交際についても語っている。「私たちはこれからも本当に親密な関係であり続けるわ。私はいつまでも彼女を愛しているしね」

交際が世間の目にさらされることについても彼女は語っており、2人は決して目立たないようにしていようとは思わなかったと説明している。「かなりの有名人である人と恋に落ちたわけだから。そして、恥ずかしいと思うようなことは何もなかった。だから、隠そうとはしなかったの」

セイント・ヴィンセントはさらに、交際が公になってから彼女のセクシュアリティを話題にしたメディアのやり方について困惑したと明かしている。「現代のカルチャーは、カミングアウトするようなものとしてジェンダーやセクシャル・フルイディティについて認識しているんだってね。カミングアウトって何をよ? 私自身のこと? それってそんなに大事なの?」

セイント・ヴィンセントは通算6作目となる新作『マスセダクション』を10月13日にリリースする予定となっており、カーラ・デルヴィーニュがピルについて歌っている曲があることがすでに明らかとなっている。

iTunesではアルバムの予約が受け付けられており、予約すると先行で“Los Ageless”と“New York”をダウンロードできる。

リリースの詳細は以下の通り。

アーティスト名:St .Vincent(セイント・ヴィンセント)
タイトル:Masseduction (マスセダクション)
発売日:2017/10/13 (金)
レーベル:Loma Vista / Hostess
品番:HSU-10160
定価:2,490円+税
1. Hang On Me
2. Pills
3. Masseduction
4. Sugarboy
5. Los Ageless
6. Happy Birthday, Johnny
7. Savior
8. New York
9. Fear The Future
10. Young Lover
11. Dancing with a Ghost
12. Slow Disco
13. Smoking Section
14. 政権腐敗 (Power Corrupts)*日本盤ボーナストラック

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