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タイラー・ザ・クリエイターが、少なくとも2018年までUKへの入国を禁止されたと訴えている件に関し、内務省が返答している。

タイラー・ザ・クリエイターは今週の初め、レディング&リーズ・フェスティバルを含むUKでの一連の予定をキャンセルしていた。この予定の変更に関して、後日タイラー・ザ・クリエイター本人が今後3〜5年間UKへの入国を禁じられたと説明している。

一方、内務省のスポークスマンは、特定のケースについて言及することを避けつつも、次のような声明を発表し、UKへの入国を禁止する理由を述べている。

「UKへの入国は、その資格のある者に与えられる特権であり、入国しようとする者には、我々が共有する価値観を尊重することを求めます」

「内務省の国務大臣は、もしある個人のUKにおける存在が公益に資さないと考えられる場合、もしくは、入国拒否が公的秩序の観点から正当だと考えられる場合、入国拒否をする権限を有します」

「2009年に書いたリリックが原因で、3~5年間のあいだ、UKに入国することができないんだ(8週間前はそこにいたんだけどね)。これがライヴがキャンセルになった理由だよ」

タイラー・ザ・クリエイターのマネージャーであるクリスチャン・クランシーは入国禁止についてのより詳しい説明をタンブラーにエッセイとして投稿し、内務省の決断に失望を表わしている。

「タイラーはUKの内務省の国務大臣から3〜5年間の入国を禁ずる手紙を受け取りました」とクリスチャンは綴っている。

「手紙ではタイラーが6〜7年前に『バスタード』や『ゴブリン』といったアルバムで書いたリリック—それ以来、彼はもう書いていないタイプのリリックなのですが…に注目しており、『同性愛についての侵害や偏見を助長し』、『テロ的な行動を引き起こさせる視点での憎しみを造成する』としています」

「控えめに言っても混乱しています。18歳の時に言った言葉のためにこんなことが起きるなんて想像できますか? タイラーはここ5年間のうち20回以上UKを訪れており、何の問題も起こしていません」とし、「文字通り先月」首都のロンドンでライヴを行ったことに触れている。

「わたしは彼の昔のリリックを擁護しません。正直、わたしをも不愉快にさせます。しかし、彼の現在で言うなら、わたしは彼の側に立ちます」

8月の初め、タイラー・ザ・クリエイターは、その露骨なリリックをめぐってフェミニスト団体の抗議にあってオーストラリア公演をキャンセルしている。タイラー・ザ・クリエイターは過去に同性愛差別や女性蔑視でも非難されている。

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