リンキン・パークはフロントマンのチェスター・ベニントンの死を受けて、米『ビルボード』誌のロック・チャートで新たな記録を打ち立てている。
バンドは現在、同誌の「ホット・ロック・ソングス」のチャートに23曲がランクインしており、2016年にデヴィッド・ボウイが亡くなった時に記録した21曲という記録を破っている。
2003年発表の“Numb”が最上位で2位を獲得しており、3位は現在「ハード・ロック・アルバム・チャート」の1位となっているデビュー作『ハイブリッド・セオリー』から“In The End”、4位は今年リリースされた『ワン・モア・ライト』からの“Heavy”が続いている。『ワン・モア・ライト』は現在「トップ・ロック・アルバム・チャート」の1位を記録している。
「ホット・ロック・ソングス」ではトップ5の内の3曲、トップ10の内の7曲がリンキン・パークの楽曲となっている。先述の3曲は全米シングル・チャートでもそれぞれ34位、37位、45位にランクインしている。
41歳だったチェスター・ベニントンは、カリフォルニア州のパロス・ヴァーデスにある自宅で現地時間7月20日に発見されている。
バンド・メンバーであるマイク・シノダは訃報を受けて「衝撃だったし、心が打ちひしがれている。でも、本当なんだ。正式なステートメントはこれから出すことにするよ」とツイートしていた。
リンキン・パークは亡くなったフロントマンのチェスター・ベニントンを追悼するための特設サイトを開設している。
特設サイトは自殺防止ホットラインの連絡先が冒頭に掲載されており、「#RIPCHESTER」のハッシュタグで投稿されたユーザーからの投稿が表示される仕組みとなっている。
http://chester.linkinpark.com/
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