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アデルは声帯を痛めたために123公演に及んだワールド・ツアーの最後の2公演をキャンセルしている。

アデルは2016年2月よりアルバム『25』のツアーを行ってきたが、現地時間7月1日の深夜に「医師のアドバイスによって週末にパフォーマンスをできない」ことを発表している。

6月28日・29日にアデルはロンドンのウェンブリー・スタジアムでワールド・ツアーの最後の4公演のうちの2公演を行っている。どちらの公演も「声帯の部分で闘っていた」と彼女は説明している。

声明の中で「打ちひしがれている」とアデルはしており、7月1日と2日に予定されていた公演がキャンセルとなった場合、振替公演はなく、すべて払い戻しとなることが発表されている。

アデルによる声明は以下の通り。

アデルは先日ツアー・プログラムの中の手書きのメッセージでもうツアーを行わない可能性を示唆していた。

「ツアーというのは特殊なもので、私にはあまり合わないの。私は本当に家にいるのが好きで、小さなことにすごい喜びを感じるのよ。それに私は芝居がかったところもあるし、ツアーについてはひどい過去もある」

アデルの一昨年10月にリリースされたアルバム『25』は世界中で2000万枚のセールスを記録している。

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