マンチェスターで起きたテロ事件の犠牲者のためにトニー・ウォルシュの詩、“Together (This Is The Place)”が新たにチャリティ・シングルとしてリリースされるのを受けて、リアム・ギャラガーやピーター・フックは賛同の意を示している。
ロングフェラのペンネームでも知られるトニー・ウォルシュは、アリアナ・グランデのマンチェスター・アリーナ公演で自爆テロ犯がロビーで爆発を起こし、22人が亡くなり、多くが怪我をした事件を受けて、マンチェスターの追悼式で自身の詩を読み上げていた。犠牲者には子供やティーンエイジャーも含まれていた。
今回、プロデューサー・チームであるニュー・マウント・シティ・ブレイカーズはトニー・ウォルシュと協力して、ニュー・オーダーを彷彿とさせるようなバック・トラックと共に“Together (This Is The Place)”のシングルをリリースしており、同曲の収益はウィ・ラヴ・マンチェスター緊急基金、フォーエヴァー・マンチェスター、マンチェスター市長によるホームレスへの基金に寄付される。
リアム・ギャラガーはこの詩について「マンチェスター市民の口から聞いたこれまででも最高のもの」と賛辞を送っており、ジョイ・ディヴィジョンやニュー・オーダーの活動で知られるピーター・フックは「いろんなイベントが大義のために行われたが、この街のムードを捉えた素晴らしい詩だ」と語っている。
「振り返ってみると、追悼式の後、僕の詩を音楽にしたいというリクエストが殺到したことにはそれほど驚かなかったんだ」とトニー・ウォルシュは語っている。「マンチェスターはなんとってもイングランドにおけるダンス・ミュージックの首都だからね。このバージョンは昔からのマンチェスター・サウンドに忠実だたと思ったんだよね。言葉を損なうことなく新たなアングルを与えて、若い人々による新たな世代に誇りに思ってもらえるアンセムができたんじゃないかと思ったんだよ」
「爆発による壊滅的な影響を受けた人々を支援するために寄付を行うのと同時に、この街の今後のヴィジョンを支えていこうとしてるんだ」
“Together (This Is The Place)”の音源はこちらから。
シングルの購入や寄付についてはこちらから。
“Together (This Is The Place)”の全文はこちらから。
http://www.newstatesman.com/politics/uk/2017/05/place-poem-tony-walsh-read-manchester-attack-vigil
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.