Photo: William Drumm

ビリー・アイリッシュは北米の映画館でニュー・アルバム『ヒット・ミー・ハード・アンド・ソフト』のリスニング・イベントがアップル・ミュージックによって開催されることが決定している。

ビリー・アイリッシュは新作のリスニング・パーティーが5月15日にニューヨーク州ブルックリンにあるバークレイズ・センターで、5月16日にカリフォルニア州ロサンゼルスにあるフォーラムで開催されることが発表されていたが、今回北米のAMCシアターの映画館でリスニング・イベントが開催されることが発表されている。

ビリー・アイリッシュはインスタグラムのストーリーで次のように述べている。「ロサンゼルスやニューヨークに来られない人たちにスペシャルなものを用意したわ」

チケットの価格は5ドルで、一部がAMCシアターのチャリティに寄付される。

ビリー・アイリッシュのサード・アルバム『ヒット・ミー・ハード・アンド・ソフト』は5月17日にリリースされる。

ビリー・アイリッシュは今回のリリースで持続可能性を提唱しており、アナログ盤は100%リサイクルの素材で製造されることも発表されている。ツアーでも環境保護の非営利団体「リヴァーブ」との長年のパートナーシップによって持続可能性に関する取り組みが数多く行われる予定となっている。「リヴァーブ」は温室効果ガス削減や気候変動の取り組みに100万ドル以上の寄付を募り、15万人以上のファンの行動を起こすこととなっている。

ツアーは9月29日にケベックのビデオトロン・センターで開催される公演から始まり、12月末まで北米を回る予定となっている。ツアーは2025年2月中旬から3月初旬までオーストラリア公演が続き、2025年4月から7月までヨーロッパ・ツアーが行われる。

先日、ビリー・アイリッシュはアルバム・リリース前にシングルを発表せず、アルバムを「すべて一度に」届ける理由について説明している。

「アルバムからのシングルというのは好きじゃない」とビリー・アイリッシュは米『ローリング・ストーン』誌に語っている。「自分の好きなアーティストがアルバムの文脈なしにシングルをリリースする度に、それは嫌だなと思ったりもする。文脈がなくなってしまうのが好きじゃない」

彼女は次のように続けている。「このアルバムはファミリーみたいなもので、まだ小さな子どもが一人で部屋の真ん中にいるようなことにはしたくない」

また、ビリー・アイリッシュはチケット詐欺から購入者を保護するための法案成立を求める公開書簡に署名したミュージシャンの一人となっている。

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