Press/Emilie Bailey

Photo: Press/Emilie Bailey

ライドは20年以上ぶりとなるアルバムから新曲“Charm Assault”を公開している。

シューゲイザーの先駆者と言えるライドによる現時点での最新のフル・アルバムは1996年3月にリリースされた『タランチュラ』となっており、バンドはこの年、解散している。2001年にはテレビのためのパフォーマンスのために短期間にわたって活動したが、正式な再結成は2014年に発表されている。この際、ギタリストのアンディ・ベルは『NME』に次のように語っている。「僕らは全員友人だから、ずっと然るべき時はいつなのか考えてたんだ。そして、今がその時だったんだよね」

バンドは新作についてウィチタ・レコーズと契約しており、通算5作目となる新作は現在のところ夏にリリースされる予定となっている。アルバムはエロール・アルカンがプロデュースを手掛けており、アラン・モルダーがミックスを担当している。

新曲“Charm Assault”はBBC 6ミュージックのスティーヴ・ラマックの番組で初公開されている。

アンディ・ベルは新曲について次のように語っている。「“Charm Assault”は、現在この国を運営している人々へのフラストレーションと嫌悪感をすごく率直に表現したものなんだ。2015年のツアーがいい形で僕らが一番得意なものを思い出させてくれてね。“Charm Assault”はそうした僕らの到達点の自然な延長なんだ。僕らはもう一度一緒に曲を書き始めた時、ここまで音楽を作り続けていることに思いを巡らせたんだ。そして、これが最新の楽曲というわけだよ」

フロントマンのマーク・ガードナーは2014年に『NME』に次のように語っていた。「僕らのレコードを初めて買ってくれる人なんかもいてね。僕らが解散した後も僕らの音楽の重要度は増してたんだ。だから、みんなの望むものをやりたいよ。僕らがライヴでニュー・アルバムをやったらバカだろ。でも、新曲を作らないと言ってるわけじゃないけどね」

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