KAZUMICHI KOKEI

Photo: KAZUMICHI KOKEI

ジーザス&メリー・チェインが約20年ぶりとなるアルバムより新曲を公開している。

新曲“Amputation”は、来たる通算7作目となるスタジオ・アルバム『ダメージ・アンド・ジョイ』に収録されることが発表されている。

新曲“Amputation”の音源はこちらから。

ジーザス&メリー・チェインの最後のアルバムは1998年にリリースされた『マンキ』となっており、その翌年にバンドは解散している。2007年に再結成を果たした後、バンドは新作のリリースを計画していると語っていた。しかし、復活後、公開されたのは1曲のみで、テレビ番組『ヒーローズ』のサウンドトラックのためにレコーディングされた“All Things Must Pass”だけとなっていた。

待望となるニュー・アルバムはキリング・ジョークのマーティン・グローヴァーが一緒にプロデューサーを務めており、彼はアルバムでベースも担当している。ジーザス&メリー・チェインのツアー・メンバーであるドラマーのブライアン・ヤング、元ラッシュのベーシストであるフィル・キングも参加している。

昨年、リード・シンガーのジム・リードは『NME』に兄のウィリアム・リードとの口論のためにアルバムの制作が遅れていると語っている。

「2007年に再結成をして、その当時から計画はあったんだ。『たくさんの曲があるぞ。すばらしいアルバムを作れるんじゃないか』って思ったんだよ。でも、そこから兄貴と俺の間で、いつもの喧々諤々が始まって、一方が『今やりたいんだ』と言えば『俺はやりたくない』ってなって、結局全部『うるせえ』ってなるんだよ。そうやって、お互い揺れ動いてたんだ。基本的にいつものくだらないことなんだけどね」

ジーザス&メリー・チェインは今年2月に名作『サイコキャンディ』の再現ライヴの来日公演を行っている。

2015年には2014年11月にグラスゴーのバローランド・ボールルームで行った公演のライヴ・アルバムをリリースしている。

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