ジョニー・マーはザ・スミスを再結成する意志がないことを明らかにしている。
ジョニー・マーは自伝のなかで2008年にザ・スミスの再結成の可能性について話し合うためにモリッシーと会ったことについて述べている。
彼は次のように綴っている。「2008年9月のある日、僕らは南マンチェスターで数マイルしか離れてないところにいてね、近くのパブで会う段取りをつけたんだ。彼と会えて、よかったよ。最後に会ってから10年近く経っていたからね。僕らは自分たちの近況について話して、ちょっとだけ昔話をしたんだ」
「僕らの会話はどんどん深いものになっていってね、モリッシーは僕らの間柄というものがどれだけ外の世界のものになってしまったかについて語り始めたんだ。大抵はネガティヴな形でね。僕らは個人的な生活の大半もお互いの関係性で語られるようになってしまった。僕は彼がその話をしてくれたことに感謝したよ。だって事実だったからね」
「ひっきりなしに飲みながら、数時間は語り合ったよ。いつもそうしてたように話してね。好きなレコードとかさ。それで最終的に“その話題”に行き着くことになった。ザ・スミスが再結成するという噂はずっとあったからね。まあ、常に事実じゃなかったけどさ。どのオファーも取り合ったことはなかったからね」
11月3日に回想録『セット・ザ・ボーイ・フリー(原題)』を刊行するジョニー・マーはBBCラジオ4で、再結成を切望していないと語っている。
「誰もこの亀裂の入ったバンドに関するビジネスをやってもらいたいと思ってないさ」と彼は語っている。「30年、40年、一緒にいようとしたわけじゃないからね。僕らはR.E.M.でもないし、U2でもない。ナンセンスだよ。僕らは70曲の貯蓄がある。それで十分だよ」
彼は次のように続けている。「僕は映画をやっていこうと思っているんだ。あとは他の人とレコードを作ったりね。それが自分のやりたいことだからね。だから、今やっていることで十分幸せなんだよ」
先日、モリッシーはザ・スミスの再結成について「その質問がもはや意味を持たないくらいに、今は隔絶してしまっているんだよ」と語っている。
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