ジャスティン・ビーバーは、10月29日にグラスゴーでのライヴを終えると現地のフィッシュ&チップス・ショップに赴き、フライド・ハギス(羊の臓物を使ったスコットランドの郷土料理)とアイアン・ブルー(スコットランドの炭酸ドリンク)を注文したという。
最新アルバム『パーパス』を引っ下げたワールド・ツアーの一環でスコットランドを訪れたジャスティン・ビーバーは、10月29日にグラスゴーのSSEハイドロでスコットランドでの2日目となるショウを行っている。ショウを終えたジャスティン・ビーバーは、地元のパブをハシゴしたほか、フィッシュ&チップス店「ブルー・ラグーン・チップ・ショップ」を訪れている。
お店のオーナーによれば、ジャスティン・ビーバーはハギスやチップス、ドリンクに20ポンドを支払ったという。オーナーのシモーヌ・ヴァリースは『スコティッシュ・サン』紙の取材に答えている。「土曜の夜の食事に彼が私たちのお店を選んでくれたことは特別な気分がします。ジャスティンはキャップを被り、2人のボディガードを連れて来店しました。彼は上機嫌で、楽しそうに郷土料理を試していました」
ハギスとはスコットランドの郷土料理であり、羊の心臓、レバー、肺をたまねぎやオートミール、スパイス、出汁、塩と一緒に羊の胃袋に詰めて煮込んだ料理となっている。
ジャスティン・ビーバーが店を訪れた際に監視カメラに収められた映像もYouTubeにアップロードされている。映像にはジャスティン・ビーバーがハギスを頬張る様子や、近づこうとするファンの様子が収められている。
監視カメラに収められた映像は以下から。
ジャスティン・ビーバーは最近不定期に公共の場でいたずらをして、見出しを賑わせている。先日、アムステルダムで偽のヒゲとカツラで扮装していたことが明らかになっているほか、ロンドンの学校では生徒たちのサッカーの試合に飛び入り参加している。
ジャスティン・ビーバーは、先日のマンチェスターのライヴで、なぜステージを突然降りるようなことをしたのかについても説明している。
ジャスティン・ビーバーは現地時間10月23日に行われたマンチェスター・アリーナでのライヴで突然ステージを降りており、「マンチェスターは手に負えない」と観客に伝えて、ファンへの怒りを表明している。
先日行われたロンドン公演では「僕が話してる時は、みんな静かになって、聞いてほしいな」と求め、観客の絶叫について「癪に障るものでしかない」と語り、マンチェスターの公演でもバラードの最中は「静かにしてほしい」とジャスティン・ビーバーは語っていた。
10月23日の公演でジャスティン・ビーバーはファンに次のように語っている。「すべてのサポートに感謝してるし、愛にも感謝してるし、親切さにも感謝してる。でも、こういう曲間の絶叫はなくなってほしいんだ。お願いだからさ、ありがとう」
「僕が何かを言おうとしている時に絶叫するのは必要だと思えないんだ」と彼は続けている。
ジャスティン・ビーバーは、ツイッターから既に消去されているが、先週末にこうしたファンに対する自身の突然の行動について説明している。
『ヤフー』によれば「みんな相手を黙らせたいんだろうね」と彼は述べている。「僕が言いたいのは……みんな物事をねじ曲げたがるし、聞きたく人もいるだろうね。でも、僕は単純に、本当のところ僕がどう感じているか発言できるこうしたプラットフォームを使わなかったなら、そして、僕自身を知ってる僕がいて、心から話をできるこのプラットフォームを使わなかったなら、僕は自分を不当に扱うことになるし、観客の誰をも正当に扱わなくなるだろうね」
彼は次のように続けている。「僕が間違ったことを言ってから時間が経つけど、僕も人間なんだ……イラつく時だってあるし……怒るときもある。くじけてしまいそうなときもある。でも、僕はステージ上ではいつも自分に正直でいたいんだ」
ファンに対して怒っていたことを否定して彼は次のように続けている。「僕は単にみんなに聴いてほしいだけなんだ。もう少し僕の話を最後まで聴いてほしいみたいなね。いくつかの街では僕の話を最後まで聴こうともしない。だから時々こう言うのが僕の役目になるんだ。『ねえ、僕は何も強要させようとはしないよ』ってね」
このマンチェスターのライヴでは、マンチェスターの市長がファンにより同性愛者嫌悪の攻撃を受けており、それに関する市長によるツイートも公開されている。
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