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マドンナのマネージャーであるガイ・オセアリーとライヴ・ネイションTVの社長であるヘザー・パリーがカート・コバーンの遺産の新たな管財人に就任している。
二人はカート・コバーンの元妻であるコートニー・ラヴと娘のフランシス・ビーン・コバーンによって選ばれており、彼の遺産管理の監視を手伝うという。
ガイ・オセアリーとヘザー・パリーの責務には、カート・コバーンの名前、肖像、アートワークやライセンス契約の権利と販売の管理が含まれるという。
1994年にカート・コバーンが亡くなって以降、死後にリリースされたアルバムは僅かとなっている。2002年の『ニルヴァーナ』とシンプルに題されたコンピレーション・アルバムには、それまでリリースされていなかった楽曲“You Know You’re Right”が収録されている。一方で、2015年のアルバム『モンタージュ・オブ・ヘック』はカート・コバーンの自宅で録音されたもので構成されている。同時に同名のドキュメンタリー映画が作られている。
ガイ・オセアリーは2013年にポール・マクギネスからU2のマネージャーを引き継いでおり、2005年からマドンナのマネージャーを務めている。
ヘザー・パリーはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの1997年のミュージック・ビデオ “The Ghost Of Tom Joad”を製作した元映像監督であり、50セントの2005年の映画『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン』も手掛けている。彼女はMTVでキャリアをスタートさせ、2本のアダム・サンドラーの映画『ロンゲスト・ヤード』、『ウソツキは結婚のはじまり』の制作に加わっている。
ガイ・オセアリーは米『ビルボード誌』に対し、次のように語っている。「僕たちみんなにとって大切な遺産を守り、讃えることに関して、ヘザーと僕は共同マネージャーとして謙虚な気持ちでコートニーとフランシスをサポートしたいんだ」
ニルヴァーナはアメリカだけで2700万枚のアルバムを売り上げている。
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