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SUM 41のデリック・ウィブリーが自身のアルコール依存症との闘いについて率直に語っている。

2014年にデリック・ウィブリーは長年のアルコール依存による肝不全の診断を受けている。彼は病院での療養中の写真や心配になるくらい痩せ細った自身の写真を公開し、バンドのファンに自分へのサポートについて感謝の意を伝えている。

それ以来、アルコールを断っているデリック・ウィブリーは、現地時間10月7日に、SUM 41としてニュー・アルバム『13・ヴォイセズ』をリリースする見込みとなっている。自身のアルコール中毒の克服経験について、カナダのウェブサイト「カヌー」に対して彼は次のように語っている。「あれはある種どうなるか分からない時期だったね。とても不安定だったんだ。実際、俺はある時に本当に狂いそうだと思ったね。俺は精神分裂病みたいなものになると思ってたんだよ」

「俺の頭の中はとてもたくさんの混沌とノイズで溢れてたんだ」と彼は続けている。「まったくわけが分からなかったよ。『13・ヴォイセズ』というタイトルはこの経験から来ているんだ」

デリック・ウィブリーは、実際に飲酒時よりも現在ではSUM 41でライヴをすることが更に楽しめるようになったと語っている。「もっと感じられるようになったんだよね。みんなもより気づくはずだよ。あと、俺がもっと気づくようになったのは観客の反応だよね。みんな分かってくれるんじゃないかな」と彼は説明している。

「でも、酔っ払ってる時は、そういうことについて本当に考えなかったんだよ。シラフのときは、感情や、みんなが歌詞を歌い返してくるのも分かるようになるんだ。それはも単に知ってるからっていうんじゃなくて、人生のある時期に何かしらのものを意味してたからだと思うんだよね」

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