エルトン･ジョン、「僕のレコードはもう売れない」とアルバム制作からの引退を示唆

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来年3月に70歳を迎えるエルトン･ジョンだが、アルバム制作からの引退を示唆しているという。

先週末にロンドンで開催されたアップル･ミュージック･フェスティバルに出演したエルトン・ジョンは9月19日にイギリスのテレビ番組「グッド・モーニング・ブリテン」に出演し、自身のキャリアや将来の展望について語っている。

エルトン･ジョンは、自身の歌声が向上し続けてはいるものの、昔のように自分のレコードが売れなくなっている事実を受け入れ、若い世代のミュージシャンたちにバトンを渡す時が来たことを認めている。

「演奏するのは大好きなんだ」と番組でエルトン・ジョンは語っている。「僕のレコードはもう売れないよ。みんな、エルトン･ジョンのレコードを十分に持っているからね。レコードを作るのは好きだけど、もう他の人の番なんだ」

69歳のエルトン･ジョンは今年のアップル･ミュージック･フェスティバルの多様なラインナップを賞賛している。

彼らに影響を受けることはあるかと質問されたエルトン・ジョンは「ないね。だけど、彼らのレコードは聴いてるよ」と答えている。「アップル･ミュージック･フェスティバルは、とても多様性に満ちたイベントだし、これがまさに多様性のあるべき姿なのさ」

「本当に素晴らしいアーティストやソングライターがたくさん出演しているよ。トップ10チャートにいるゴミみたいなアーティストじゃなくてね。新しい音楽がたくさんあって、それらを聴くと若さを保てるし、目が離せないんだ」

しかし、歳を重ねてもその歌唱力はまったく衰えていないと考えていることも明かしている。「僕の声は歳をとるにつれて良くなっているよ。今までよりも上手く歌えているんじゃないかな」

エルトン・ジョンは9月11日にロンドンのハイド・パークでライヴを行ったが、この公演でテロを計画したイギリスの10代の少年が逮捕されている。

ウェスト・ロンドンのハウンズローに住む19歳のハルーン・アリ・サイドは今年の4月12日から9月9日にわたってテロの実行を準備していた罪で先週逮捕されており、ウェストミンスター治安刑事裁判所に出廷している。

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