グリーン・デイは新作からのリード・シングル“Bang Bang”のミュージック・ビデオを公開している。
“Bang Bang”は10月7日にリリースされる新作『レボリューション・レディオ』に収録される。ランシドのティム・アームストロングが監督を務めたビデオでは、3人の若者が銀行強盗を企み、盗んできた金をグリーン・デイのライヴでバラ撒くというものになっている。
フロントマンのビリー・ジョー・アームストロングはアルバムからのファースト・シングル“Bang Bang”がアグレッシヴなサウンドであることへの驚きを語っている。「“Bang Bang”はこれまででも最もアグレッシヴなシングルなんだよね。シングルになるとは考えてなかったんだ。『若造の青二才どもに何をやったか見せつけてやる』なんて言う老いぼれにはなりたくなかったからね。でも、『クソ、本当にサウンドがいいな』って思ったんだよね」
バンドは先日アルバムのタイトル・トラック“Revolution Radio”も公開しており、北米で行うクラブ・ツアーと来年のヨーロッパ・ツアーを発表している。
ビリー・ジョー・アームストロングはタイトル曲“Revolution Radio”はアメリカの政治情勢に対する怒りがインスピレーションになっていると語っており、アルバム完成後、ドナルド・トランプへの盛り上がりを見て、怖くなったという。
「トランプについての最悪の問題は、トランプの支持者たちだ」と、フロントマンのビリー・ジョー・アームストロングは語っている。「トランプの支持者たちが気の毒でならないよ。彼らは、貧しい、競争相手よりも優位に立てない労働者階級の人たちだからね。鬱憤がたまっていて、トランプはその怒りを食い物にしている。トランプは『あなたに残されたのは私だけで、他に選択肢はない。私がなんとかしようじゃないか』だなんて言ったけど、それってつまりヒトラーだろ!って思ったよ」
ビリー・ジョー・アームストロングはブラック・ライヴズ・マターも2012年の3部作以来となる新作のインスピレーションになったと語っており、それはタイトル曲“Revolution Radio”にも反映されているという。
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