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スマッシング・パンプキンズのフロントマンであるビリー・コーガンは、今月7月9日にカリフォルニア州のディズニーランドを訪れた際に撮影された写真がインターネット上で広まったことに対して反応を示している。

写真には、ビリー・コーガンがビッグサンダー・マウンテンに乗り、狼狽して不機嫌そうにしている様子が写っている。この写真は7月27日にインターネット上で急速に広まり話題となった。

ビリー・コーガンのこの渋い表情の理由は実のところ、ディズニーランド滞在中にファンが絶え間なく押し寄せたことによるものだということが新たに明らかにされている。

「オルタナティヴ・ネーション」が報じたところによると、ビリー・コーガンはファンとのQ&Aセッションにおいて、この日の出来事について次のように詳しく語っている。

「あの日、誰かが実際に僕に言ってきたんだ、多分ディズニーランドにいた時だったな。『何だかこういうのにあんまり興味なさそうだね』って。でも、僕は『いやいや、今僕はディズニーランドに来てるんだよ。ディズニーランドでただ遊びたいだけだ。ファンとのミート&グリートをしにここにいるわけじゃないんだ。ここにいるのはディズニーランドにいたいからだ』って思ったよ。分かるだろ? なのに、『えっと、あなたがここにいて、自分もここにいて、今、僕は夏休み中で、同時にこれはあなたの夏休みでもあって、だからあなたには僕の夏休みの思い出の一部になってもらわないと』みたいな感じなんだよ。でも、今は仕事中じゃないし、感じ悪くもしてなかったし、もちろん失礼なこともしていなかった。みんなと写真も撮ったよ、写真を撮りたいと言ってきた人全員とね。だけどだんだん、何考えてるんだ?って感じになってきたんだ。あんまり笑ってないとか、楽しそうに見えないねとか言われて……マジで僕にどうして欲しいんだ?って思ったよ」

「僕に金を払ってるわけじゃないだろ?って思うほどになっちゃってね。誰が金を払ってここにいるんだって話だよ。セレブがペコペコするような風潮が強くなってきて、『言われた通り、何でもやります。実際より良いルックスに見えるいい感じのセルフィーをちゃんと撮りますよ』みたいなさ。そんなの僕はお断りだよ。まったく興味がないね。だからさ、もし誰かが『あの人、今あまり機嫌良さそうじゃないな』って思ってその場を立ち去って、その後二度とライヴに来なくなっても、なんて言うか、それは本物のファンとは違うと思うんだよね。ただそれだけのことだと思うんだ」

また、ビリー・コーガンはニルヴァーナのフロントマンであるカート・コバーンの死に元妻のコートニー・ラヴが関与していると思うか、というファンの質問に対して不機嫌になる一幕があった。

カート・コバーンの死後、ビリー・コーガンはコートニー・ラヴと交際していたとの噂が流れていたため、最近コロラド州のモリソンで行われたQ&Aセッションで、カート・コバーンの死は陰謀による殺害ではないかとの質問を受けることになった。

このイベントの最中に、あるファンがコートニー・ラヴがカート・コバーンを殺害したと思うかと質問し、周囲の笑いを誘ったという。

この質問に対して、ビリー・コーガンは「ここで君は合法的にそんなことを訊いているの? それが僕と何の関係があるって言うんだよ?」と答え、質問への回答を拒否したという。

その時の様子はこちらから。

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