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M.I.A.は、自身のニュー・アルバムにゼイン・マリクが参加していることを明かしている。

ゼイン・マリクは、本名をマータンギ・”マーヤー”・アルルピラガーサムというM.I.A.の通算5作目となるアルバム『AIM』に収録される“Freedun”という楽曲に参加している。

M.I.A.によれば、二人はインスタント・メッセンジャー・アプリの「WhatsApp」を使って共作したという。

『エンタテインメント・ウィークリー』誌に対して、インドで取材を受けたM.I.A.は次のように語っている。「基本的にはこっちにいる間に作ったの。1週間半もこっちにいるからね。御存知のWhatsAppを使って、やりとりをしてたのよ」

M.I.A.はゼイン・マリクのソロ・デビュー・アルバム『マインド・オブ・マイン』で楽曲を書くことを検討していたと続けている。

「音楽出版会社が同じで、彼らはわたしにゼインのための曲を書かせたかったみたい」と彼女は語っている。「自分のための曲にちゃんと取り掛かる前に、代わりに他の人の曲を書いてみることについては考えてたの。本当にゼインのための曲を書きたかったのよ。何人か共通の知人もいるしね。こうしたいきさつが今回のコラボが実現した経緯なの。最初から、自分のアルバムのためにアプローチしたわけじゃないの。彼に曲を書きたいと思ってたのよ」

先週、M.I.A.は次シングル“Birds”を8月12日に公開することを発表している。この曲は以前のパートナーだったディプロがプロダクションで参加している。

M.I.A.とディプロは、お互いに口論となった2010年以降、一緒に共作していなかった。M.I.A.は昨年、米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューでディプロが彼女の成功に嫉妬していたと語っている。

ニュー・アルバム『AIM』は9月9日にリリースされる。彼女は先日、本作が最後のアルバムになるだろうと語っている。

また、“Bordes”のミュージック・ビデオがMTVのビデオ・ミュージック・アウォーズにノミネートされなかったことについて彼女は「これが『許される』声 vs 排除される声の完全な例ね」とツイートし、MTVを批判している。

M.I.A.は先日、「ブラック・ライヴズ・マター(黒人の命の権利)」運動についてのコメントによって、ロンドンでの「アフロパンク・フェスティバル」への出演が取りやめとなっている。

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