
Photo: Rafael Pavarotti
マドンナは『コンフェッションズ II』のスタジオ・セッションで制作された数多くの未発表曲をリリースする可能性が浮上している。
マドンナには最新作『コンフェッションズ II』のためにレコーディングされたものの、最終的に収録されなかった楽曲が少なくとも8曲残されているという。プロデューサーのスチュアート・プライスは、これらの「失われた」楽曲が「何らかの形で世に出るかもしれない」可能性を示唆している。
「どうなるかは分かりませんが、良い曲の素晴らしいところは、決して消えてなくならないということです」とスチュアート・プライスは米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューで語っている。「適切なタイミングが来れば、自然と世に出る道が見つかるものなんです。少し謎めいた言い方になってしまいましたが、それには理由があります。『コンフェッションズ』という作品は、単なるアルバムという枠を超えて、さまざまな要素を内包しながら、ある長い時間軸が続いているようなものだと私たちは捉えているからです」
スチュアート・プライスは『コンフェッションズ II』が2005年発表の『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』の続編であるものの、決してノスタルジーに浸る作品ではないとも語っている。
「『コンフェッションズ』の第1弾は2005年にリリースされましたが、過去を振り返るだけでは限界があります。だからこそ、そのコンセプトに新たな切り口を見出す必要がありました。今回のアルバムは明確に未来を見据えた作品だと思っています」
「『コンフェッションズ』の第1弾が自由としてのダンスをテーマにした作品だとすれば、『コンフェッションズ II』はより対峙と受容に関する作品となっています。そこでは弱さこそが強さであるという考え方が示されているのです」
「告白という言葉には恥というニュアンスも伴いますが、『コンフェッションズ II』はその概念を力や強さ、そして思い切って何かを分かち合う勇気へと再定義するものなのです」
マドンナは『コンフェッションズ II』のリリース時に声明で次のように述べている。「スチュアート・プライスとこのアルバムを作り始めたとき、私たちにはマニフェストがありました。それは『身体を使って踊り、祝い、祈るものにしなければならない』ということです。これらは何千年も行われてきたことであり、スピリチュアルなものです。結局のところ、ダンスフロアは儀式的な空間なのです。自身の傷や弱さを抱えながら繋がる場所なのです」
「レイヴとはアートです。自分の限界を押し広げ、同じ考えを持つ人々のコミュニティと繋がるということです」とマドンナは続けている。「サウンド、照明、振動が私たちの知覚を再構築し、トランス状態へといざないます。ベースの反復は聴くだけではなく、感じるものです。意識を変容させ、自我と時間を溶解させるのです」
アルバムのストリーミングはこちらから。
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