Photo: Olof Grind

フィービー・ブリジャーズは映画『プライムタイム』で初めて俳優業に挑戦したことについて語っている。

映画『プライムタイム』は潜入捜査番組の過激な手法が引き金となって、地方検事補のビル・コンラッドが自殺した2006年の実際の事件を扱ったもので、主演のロバート・パティンソンは潜入捜査番組の司会者を務めていたクリス・ハンセンを演じている。

ランス・オッペンハイムが監督を務めた本作は現地時間9月5日に第83回ヴェネチア国際映画祭で初上映されており、監督や出演者は映画祭の記者会見に応じている。

今回、映画『プライムタイム』で初めて俳優業に挑戦したフィービー・ブリジャーズは撮影前から友人関係にあったランス・オッペンハイムから最初に話があった時のことを次のように振り返っている。「正直、ものすごく気が引けてしまって、ランス・オッペンハイムから依頼された時は『ありえない』と答えました」

「でも、素晴らしい人たちと仕事をすると、実際にはずっとやりやすくなることが分かりました。彼らの中にいたら、自分が萎縮してしまうかもしれないと思っていたんですが、実際はとても楽しくて、自由な雰囲気でした」

撮影についてフィービー・ブリジャーズは次のように続けている。「ただただランス・オッペンハイムのことを信頼していました。彼はドキュメンタリーのような雰囲気をとても楽しい形で作り出してくれたんです。脚本を読みながら、その時に自分が考えていることのように振る舞うというのは本当にすごいことだと思います」

ロバート・パティンソンは潜入捜査のおとり役を演じたフィービー・ブリジャーズについて次のように語っている。「彼女は信じられないほど素晴らしかったです。初日からとてもリラックスしていて、緊張している様子はまったくありませんでした。作品のトーンを完全に理解していました。比較的、難しい映画だと思うんですけどね」

フィービー・ブリジャーズは映画『プライムタイム』のスコアも共同で手掛けており、エンド・ロールに楽曲も提供している。

ランス・オッペンハイム監督はフィービー・ブリジャーズを起用した理由について以前に『ハリウッド・レポーター』で次のように語っている。「彼女が非常にディープなバリトンのような声の持ち主であることは前から知っていました。だからこそ、あれほど低い話し声の人が、あんなに美しく天使のような歌声を出せることに驚かされたんです」

「様々な状況に応じて声を使い分ける彼女の姿を見て、『これこそ、おとりの動き方だ』とずっと思っていました。それで、唐突ながら『この役にぴったりだと思う』とメッセージを送ったところ、彼女からは『演技なんてしたことないし、やり方もわからない』という返事が返ってきたのを覚えています」

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