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マックルモアはステージ上で「フリー・パレスチナ(パレスチナを解放せよ)」と呼びかけたことを受けて、エド・シーランが現在行っている「ループ」ツアーから彼を外すよう求める署名活動が立ち上げられている。

マックルモアは9月4日・5日にニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで行われた公演でガザやヨルダン川西岸地区の人々に向けて「忘れられていない」として「この地球を歩むすべての人間が、まったく同じ自由を享受する権利があると信じている」と語っている。

マックルモアはガザの映像と共に“Hind’s Hall”を演奏する前に次のように続けている。「パレスチナを解放せよ。キューバ、コンゴ、スーダン、イランを解放せよ。そして、アメリカ移民関税執行局というテロ組織のせいで恐怖の中に生きているアメリカの人々を解放しなきゃいけない」

こうした発言を受けて、イスラエル・アメリカン・カウンシルはエドシーランとそのマネジメントに対してツアーの残りの日程からマックルモアを外すよう求める署名活動を立ち上げている。

「ニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで行われたエド・シーランの9月4日のコンサートにおいて、オープニングアクトを務めたマックルモアはステージを利用して政治的メッセージを発信し、『フリー・パレスチナ』を呼びかけるとともに、ガザの映像やその他の政治的メッセージがスタジアムのスクリーンに映し出される中で“Hind’s Hall”を演奏しました」と署名活動のページには記されている。

イスラエル・アメリカン・カウンシルはマックルモアが「世界的なコンサートというプラットフォームを一方的な政治的主張を推進するために利用した」として、「これはエド・シーランのコンサートです。政治集会でも、抗議活動でも、活動家のイベントでもありません」と述べている。

「文脈や複雑さを欠いたまま、偏った映像やメッセージ、そして議論の余地のある主張を事実として多くの観客に提示した場合はより深刻な事態となります」

イスラエル・アメリカン・カウンシルは「マックルモアの政治的スピーチ、映像コンテンツ、そして“Hind’s Hall”のパフォーマンスが事前に確認されていたのかを明確にすること、そして政治的メッセージの発信を目的としたツアー・ステージの利用について明確な境界線を設けること」をエド・シーランのチームに求めている。

エド・シーランとマックルモアは現時点で公の場でこの署名活動について言及していない。

“Hind’s Hall”は2024年にリリースされた楽曲で、そのタイトルはコロンビア大学のハミルトン・ホールに由来している。同ホールはガザ地区でイスラエル軍により殺害された子ども、ヒンド・ラジャブに追悼の意を表して、パレスチナ支持の学生活動家たちによって「Hind’s Hall」と呼ばれることとなっていた。

トム・モレロは“Hind’s Hall”について「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン以降では最もレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンらしい曲」と当時評している。

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