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ザ・フーはバンドからの離脱から1年以上を経て、ザック・スターキーを再びバンドに復帰する見込みであることが明らかになっている。
ロジャー・ダルトリーは現地時間8月26日にラスベガスのアンコール・シアターで行ったライヴでザ・フーがザック・スターキーとリハーサルを行っていることを観客に伝えている。
「ヨーロッパでの公演を考えるために最近リハーサルを行ったんだ」とロジャー・ダルトリーが語ったと『ラスベガス・レヴュー・ジャーナル』は報じている。ロジャー・ダルトリーはドラマーがザック・スターキーで、そのサウンドは素晴らしかったとも語ったという。
ザック・スターキーは記事の画像をインスタグラムに投稿して、次のように述べている。「いいね。ザ・フーともう一度ブチかますのが楽しみだよ。リハーサルは素晴らしかった」
「あんなにタフなリハーサルはこれまでなかったと思うよ。普段はお茶を飲みながら、何時に帰るか話したりしてるからね」
その後、米『ローリング・ストーン』誌への声明でザック・スターキーはリハーサルを経てバンドが「最高に燃え上がった」と述べている。
「愛する仲間たちと愛する音楽を再び演奏できることなんて本当に嬉しいよ」とザック・スターキーは述べている。「ホームに戻ってこられて、よかったよ」
リンゴ・スターの息子であるザック・スターキーは1996年から30年以上にわたってザ・フーのドラマーを務めてきたが、昨年のティーンエイジ・キャンサー・トラストのために行ったロイヤル・アルバート・ホール公演でバンドとの確執が生まれ、バンドを離脱することとなっている。
ザ・フーは“The Song Is Over”の演奏中にロジャー・ダルトリーが演奏を中断して、ドラムのせいでキーボードが聴こえないと不満を漏らす場面があり、その後、バンドが「険悪な」対立の末にザック・スターキーを離脱させたと報じられていた。
ザック・スターキーはそれを受けて「何十年もバンドと楽曲を演奏してきたので、あの夜のパフォーマンスに問題を感じた人がいるなんて驚きましたし、悲しいです」と述べており、自身の演奏に問題があったとは考えていないと主張していた。ザック・スターキーは当時、脚にできた深刻な血栓症から回復したばかりだった。
その後、ピート・タウンゼントはザック・スターキーがバンドから離脱することを否定して、「個人的なことやプライベートなことでコミュニケーションの問題があって、それに対処する必要があったんだけど、幸いにも解決した」と述べていた。しかし、その一時の和解は長続きせず、昨年5月にザ・フーが北米での「ザ・ソング・イズ・オーヴァー」フェアウェル・ツアーを発表した直後にピート・タウンゼントはザック・スターキーが再びバンドを離脱したことを認め、「変化の時が来た」としている。
それを受けて、ザック・スターキーは「復帰して2週間で解雇されて、他の音楽活動を追求するためにザ・フーを辞めたという声明を出してもらえないかと言われた。それは嘘を付くことになる」として、「ザ・フーのことは大好きだし、辞めるつもりもなかった。だから、声明は出さなかった」と述べている。
2025年6月、ザック・スターキーは『NME』の取材に対して次のように語っていた。「分からないんだよ。これまでクビになったことなんてなかったからね! それなのに4日後には復帰していて、その2週間後にはまたクビになったんだ」
「今もロジャー・ダルトリーとは毎週電話で話をするよ。ピート・タウンゼントともずっとメールをしている」とザック・スターキーは続けている。「数週間前にもロジャー・ダルトリーとは話をして、『必要になっても、まだドラム・キットを倉庫から出さないでくれ』と言われたんだ。何が起こっているんだと思う? それが今の現状だよ」
復帰することに抵抗はないかと尋ねられると、ザック・スターキーは次のように語っている。「いや、ないね。ただ『ザ・フーだから』と思うだけさ」
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