
Photo: Roman Koval
ジョン・ハッセルは生前最後に行ったライヴ・パフォーマンスを収録した三部作の最終作品『ミュージック・イズ・インヴィジブル』が10月2日にリリースされることが決定している。
本作は2015年5月23日にロンドンのハックニー教会で行われた、Rリック・コックス、ジョン・フォン・ゼーゲルンとのトリオ演奏を、ジェフ・ロナが緻密な編集・ミックスによって再構築したもので、2018年発表の『リスニング・トゥ・ピクチャーズ』、2020年発表の『シーイング・スルー・サウンド』に続くペンティメント三部作の最終作品となっている。
アルバムからは“Blue Ba-Ya (Excerpt)”の映像が公開されている。
ペンティメントとは絵画の上から塗り重ねられた過去のイメージや筆跡が浮かび上がる現象を指す言葉で、ジョン・ハッセルはこの概念を音楽に応用し、過去のライヴやリハーサルの録音を素材として新たな演奏を重ねたり、ループや編集によって別の楽曲へと変容させてきた。その手法には、ジャマイカのダブにおける「ヴァージョン」文化や、テオ・マセロによるマイルス・デイヴィスの大胆なテープ編集からの影響も色濃く反映されている。
アートワークにはジョン・ハッセルの親友マティ・クラーワインによる1976年の絵画『Leh C’est Beau』が使用されている。リック・コックス、ジョン・フォン・ゼーゲルや、長年のエンジニア、アルノー・メルシエらの協力のもと完成された本作は、「ジョン・ハッセルが追求した“見えない音楽”の思想を受け継ぐ、静かで壮大なラスト・ステートメント」と評されている。
リリースの概要は以下の通り。
label : Ndeya
artist : Jon Hassell
title : Music Is Invisible (Pentimento Volume Three)
release:2026.10.02
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=15957
Tracklist:
1. Blue Ba-Ya
2. Club Gris-Gris
3. Broadway Boogie-Woogie
4. Electric Forest
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